【特集】DnNA三浦も800万円でアゼナーマ18を落札!2019セレクトセール

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2019セレクトセールでDeNA三浦がアゼナーマ18落札

7月8日、9日の二日間に渡り、社団法人日本競走馬協会が主催するJRHAセレクトセール2019が、苫小牧・ノーザンホースパークで行われた。初日の8日は1歳市場が行われ、2日目の9日は当歳市場が行われる。8日のセリで落札された馬は翌年(2020年)の6月以降にデビューし、9日のセリで落札された馬は2021の6月以降にデビューする。

著名人も多くセリに参加しており、プロ野球のDeNA三浦大輔投手コーチは、アゼナーマの18(牝、父シーザムーン)を800万円で手に入れた。
またダービー4勝の馬主、金子真人オーナーは11頭の1歳馬を購入し、総額11億5300万円。最高額は2億6000万円で落札した、ジョコンダ2の18(牡、父ディープインパクト)。日本と香港でG1を勝利したサトノクラウンの半弟になる。

馬主にとってもセレクトセールは、愛馬がG1レースに出走するぐらい楽しみなイベントで、兄弟がダート馬なので大成したらアメリカ遠征しようとか、セリ落とした馬で来年はダービーを狙うとか、いろいろと夢が膨らむ。
8日に行われた1歳市場から気になった馬をピックアップしてみる。来年の新馬戦、いやG1競走で活躍する馬かもしれないので、覚えておいて損はないだろう。

◆ジンジャーパンチの2018(牡1歳、父キングカメハメハ)

サラブレッドクラブライオンが2億9000万円で落札したジンジャーパンチの2018。父のキングカメハメハは8戦7勝、NHKマイルカップと日本ダービーという変則2冠の快挙を成し遂げた馬。半姉に牡馬相手に重賞4勝を挙げたルージュバックがいる血統、キングカメハメハが種牡馬生活を引退することが決まっているだけに、ジンジャーパンチの2018には大成して欲しいと思う。

◆ラッドルチェンドの2018(牝1歳、父ドゥラメンテ)

ダノックスが1億6500万円で落札したラッドルチェンドの2018。父のドゥラメンテは皐月賞、日本ダービーとクラシック2冠馬、母の兄弟には今年のオークスを無敗で制したラヴズオンリーユー、ドバイターフを勝ったリアルスティールなどがおり、ラッドルチェンドの2018もクラシックでどんな走りをするのか、楽しみな1頭といえる。

◆マーゴットディドの2018(牡1歳、父Frankel)

金子真人ホールディングスが2億1000万円で落札したマーゴットディドの2018。Frankel産駒は阪神JFやオークスを勝ったソウルスターリングや、安田記念を勝ったモズアスコットを輩出している。母は英国でG1を含む5勝してヨーロッパで活躍した馬、芝への適正も高く日本向きの馬なので、どんな活躍を見せるのか早くみてみたい。

セレクトセールの1日目、1歳馬部門の落札総額は107億3200万円と100憶円を超えた。そんな良血馬たちが1年間の成長を遂げ、来年デビューすると思うと、今から楽しみで仕方ない。

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