【ニュース】出た!1人への払い戻し競馬史上最高額『４億７１８０万９０３０円』！

先週、名だたるG1馬を撃破して連覇を果たした中山記念のウインブライトにも驚いたが、それ以上に驚いたのはＷＩＮ５の払戻しが4億7180万9030円。気付かぬうちに夢のような馬券が飛び出していた。

４億の払い戻しを生んだ『ＷＩＮ５』とは?

ＷＩＮ５とは、JRAが指定する5つのレースそれぞれで1着になると思う馬を選び、5レース全ての1着馬を当てる馬券のこと。JRAが指定する5つのレースというのは決まっていて、先週のレースでいうと「阪神10Rすみれステークス」「中山10Rブラッドストーンステークス」「小倉11R下関ステークス」「阪神11R阪急杯」「中山11R中山記念」の1着馬を当てる馬券。

今回の購入額は『100円』!

投票は1点100円から購入が可能で、先週は100円が4億7180万9030円になった、まさに夢のような馬券である。競馬を知らない方には分かりにくいかもしれないが、イメージ的にはロト６の番号が、レース1着馬の馬番になったような感じと思ってください。もちろん的中者が出なかった時は、キャリーオーバーが発生し翌週に繰り越される。ちなみに最高額は6億円、法令によって100円に対して6億円と定められているため、6億円以上の払戻しはない。

要は５レースの１着馬を当てるだけだが…

指定する5つのレースの1着馬を、各レース1頭だけ選べば1通りの馬券となる。仮に5レースとも16頭立てで、全通り買おうとすると16×16×16×16×16＝104万8576通りとなる。
無難に1レース3頭で考えると3×3×3×3×3＝243通り、投票は1点100円なので2万4300円の資金が必要になる。馬券代が2万4300円だと高いと感じるかもしれないが、5レース分（1レース5000円前後）と考えれば、これくらいは使ってしまうものかもしれない。
競馬に詳しい方なら、このレースは1頭強い馬がいるから1頭だけ、次のレースは荒れそうだから5頭というように、各レースによって頭数を変えることができる。200通りの馬券でも、1×5×2×4×5＝200通りという買い方もでき、競馬に詳しい方にとってはここが手腕の見せ所になるだろう。

レースも1レース完結ではないので、いつもとは違った競馬が楽しめる。せっかく5レース楽しもうとして勝ったのに、1レース目でハズレしまった…という悲しい結果も覚悟しないといけないが、当たれば当たるほど配当が跳ね上がっていくので、次のレースへの期待度がいやがおうにも上がっていく。
先週のＷＩＮ５は674万129票の投票があり、「阪神10Rすみれステークス」「中山10Rブラッドストーンステークス」の2レースが終わった段階で、残っている投票（的中する可能性のある投票）は4784票。単純計算でも残り3レース当たれば10万円以上の払戻しが確定する。4レース終了時では残った票数は僅か5票、最後の中山記念を当てれば9000万円以上の払戻しが確定していることになり、この5票を持っていた人にとって中山記念は心に残るレースの1つになるだろう。最終的にはこの5票の中でウインブライト（5人気）を買っていた人は一人だけで、的中1票で4億7180万9030円の払戻しとなった。

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