【中山競馬予想/重賞レース】9/29(日)スプリンターズステークス[G1]を予想!レース展開と注目馬は!?

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【中山競馬予想】スプリンターズS[G1]レース展開・予想と注目馬

スプリンターズステークス[G1]を皮切りに10月は3つのG1競走が行われる。秋の開幕戦として注目度の高いスプリンターズステークスは、過去6年で単勝1人気が4勝を挙げている一方、単勝11人気以下からも5頭が3着以内に入るなど波乱の要素も見逃せない。今年はどんな競馬になるか。

ダノンスマッシュ(牡4歳、安田隆行厩舎)

古馬になって初のG1挑戦となった高松宮記念[G1]、好位で流れには乗っていたが、コーナーで終始外を回され、直線でいつもの伸びが見られず4着と惜敗。
G1タイトルへ向けて気合の入るダノンスマッシュだが、当初は函館スプリント[G3]、キーンランドC[G3]、スプリンターズステークス[G1]と夏場に2戦してからG1に挑む予定だった。しかし夏の緒戦となる函館スプリントは薬物問題で競走除外、前走のキーンランドCでうっぷんを晴らして快勝したものの、当初の予定とは違うローテーションとなった。
G1競走を勝つ能力の持ち主なのは確か、それだけにローテーションの変化が、レースにも影響を及ぼすのか。気性で走るタイプなので、仕上がり具合、パドックでの入れ込み具合などにも注目したい。

タワーオブロンドン(牡4歳、藤沢和雄厩舎)

この夏から路線を短距離の1200mに切り替え、函館スプリント[G3]で3着、キーンランドカップ[G3]は2着。そして前走、セントウルステークス[G2]で1200mの重賞勝ちを果たしたタワーオブロンドン。
実は当初はセントウルステークスを使う予定はなく、キーンランドカップ後はスプリンターズステークスへ直行する予定だった。ただ同厩舎の桜花賞馬グランアレグリアも出走を予定しており、厩舎的に2番手となるなら夏のスプリント王、サマースプリントの称号を得るために、セントウルステークスを使ったという経緯がある。
結局グランアレグリアは、調教で歩様が乱れた為に出走回避、藤沢厩舎からはタワーオブロンドン1頭が出走することになった。セントウルステークスを使った影響が出るのか、当日の気配をしっかりと確かめる必要がありそうだ。

ミスターメロディ(牡4歳、藤原英昭厩舎)

高松宮記念[G1]では内々を上手く回り、直線で力強く抜け出し、春のスプリント王に輝いたミスターメロディ。秋緒戦となったセントウルステークス、仕上がり具合もまだまだで、それに加えハンデ58キロも影響したのか、追われても伸びる気配がなく8着と惨敗した。
今回は1度レースを使った上積み、ハンデも57キロに戻ることからも、巻き返しが期待される。レースセンスの高い馬なので、道中は内で上手く立ち回りたい。高松宮記念と同じように内枠を引くようなら、大逆転の可能も出てくる。

モズスーパーフレア(牝4歳、音無秀孝厩舎)

2連勝で挑んだ高松宮記念[G1]は2人気に押されるも15着と大敗。5ヶ月振りとなった北九州記念[G3]は、プラス26キロで叩き台と思われたが、勝ち馬から0.3秒差の4着と好走して見せた。
オープン馬になって今回で7戦目となるが、逃げなかったのは前走の北九州記念だけで、他5戦は全てハナを切っているスピード馬。中山コースは【3,1,0,0】と抜群の相性を誇る絶好の舞台。この馬が楽にハナを切って逃げるようなら、大金星の可能性も十分考えられる。

レッツゴードンキ(牝7歳、梅田智之厩舎)

2015年の桜花賞馬、古馬になって勝ったのは2年以上前、2017年の京都牝馬ステークス[G2]。その後は高松宮記念[G1]で2着、スプリンターズステークス[G1]も2着。2018年の高松宮記念も2着と勝ち運に恵まれない。
昨年のスプリンターズステークスは、後方から最速の上りで追い込むも、勝ったファインニードルからは0.3秒差の5着と力のある所を見せつけた。前走のヴィクトリアマイルで10着と敗れているが、勝ち馬から0.7秒差と着順ほど負けていない。7歳馬になっても、怖い存在の1頭といえるだろう。

秋の短距離王者を決する一戦、スプリント王の栄冠を手にするのはどの馬だろうか!

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