【重賞データ分析】『秋華賞[G1]』の過去10年データをガッツリ分析!

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【重賞データ分析】秋華賞[G1の過去10年データ

3歳牝馬クラシック最後の一冠となる秋華賞[G1]、桜花賞馬グランアレグリアは短距離路線へ進み、4連勝で無敗のオークス馬となったラブズオンリユーは、右前脚の蹄に炎症が発生し回避、春のG1馬が不在となった今年の秋華賞。

トライアル2勝のダノンファンタジーが中心になりそうだが、桜花賞[G1]は4着、オークス[G1]では5着と、G1競走では馬券に絡んでない。どの馬にもチャンスがありそうな今年の秋華賞、枠順が決まるまでにしっかりと秋華賞の傾向を掴んでおこう。

まずは各馬のローテーションから見て行こう。過去10年の勝ち馬10頭の前走レースを調べてみると、ローズステークス組が5勝、紫苑ステークス組が3勝、クイーンカップ組、オークス組が各1勝ずつという結果になった。
10年で5頭の勝ち馬を出しているローズステークス組が最有力に思えるが、近年を見ると昨年のアーモンドアイはオークスからの直行組、2018年のディアドラ、2017年のヴィブロスは紫苑ステークス組と少し傾向が変わりつつある。各馬の力関係、しっかりと見極める必要がありそうだ。

つづいて前走着順にも注目してみた。過去10年の勝ち馬10頭の前走着順を調べてみると、前走1着の馬が4勝、前走2着の馬も4勝、前走4着の馬が2勝という結果になった。
ここで注目したいのは、過去10年で前走5着以下だった馬は、本番で1頭も勝っていないということ。前走がどんなレースであれ、前走4着以内の馬から勝ち馬を探すのが良いだろう。

人気について見て行こう。過去10年の勝ち馬10頭の人気を調べてみると、1人気が4勝、3人気が4勝、2人気が2勝という結果になった。
過去10年において、4人気以下の馬が勝ったことがなく、2着や3着に人気薄の馬がくることがあっても、1着は1人気~3人気の馬で決まっている。

次は各馬のキャリア(出走回数)に目を向けてみた。過去10年の勝ち馬10頭のキャリアを調べてみると、キャリア5戦とキャリア8戦の馬が4勝、キャリア6戦の馬が2勝、キャリア7戦の馬が1勝という結果になった。
このデータで面白いのは、過去10年の秋華賞馬はキャリア5戦~8戦の馬ということになる。夏の上り馬はともかく、春からG1戦線で活躍している馬も、トライアルを多く使う馬は、秋華賞では厳しいということになる。ちなみに前走のローズステークスを快勝したダノンファンタジーはキャリア8戦でギリギリセーフ。

チョット気になったので馬の毛色についても調べてみた。過去10年の勝ち馬10頭の毛色を調べてみると、鹿毛が9勝、青毛が1勝という結果になった。
過去10年で、栗毛の馬が24頭、黒鹿毛が46頭、芦毛が13頭、青鹿毛が12頭、栃栗毛が1頭出走しているが、勝つ事ができなかった。迷った時は鹿毛の馬を狙ってみるのも面白いだろう。

今度は騎手について調べてみた。過去10年の秋華賞で好成績を残している騎手は、岩田康誠騎手【2,1,0,5】、浜中俊騎手【2,0.0.8】、ルメール騎手【2,0,0,2】と各騎手2勝ずつしている。
勝ち星のない騎手でも、武豊騎手【0,2,2,6】で複勝率40%、デムーロ騎手【0,1,1,2】で複勝率50%という高い数値を残しているので、注意する必要があるだろう。

続いて乗り替わりも調べてみる。過去10年の勝ち馬10頭の乗り替わりを調べてみると、前走と同じ騎手で勝った馬が7頭【7,9,6,90】、乗り替わって勝った馬が3頭【3,1,4,58】という結果になった。
乗り替わったからといって評価を下げることはないが、前走と同じ騎手の方が好走しやすいと言うことは覚えておこう。

最後に血統についても調べてみた。過去10年の勝ち馬10頭の種牡馬を調べてみると、ディープインパクト産駒が4勝と他の産駒に差を付けていた。迷ったときはディープインパクト産駒を狙ってみるのも良いだろう。

秋華賞で気になるデータをピックアップしてみた。今年は桜花賞馬、オークス馬が不在だけに、データから秋華賞の傾向をしっかり読み取っておこう。

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