【有馬記念】レース直前!2018有馬記念をバッチリ予想!!

今年で第63回目を迎える有馬記念、枠順も決まり雌雄を決する時が刻一刻と近づいている。

外枠を引いてしまったキセキ

中山競馬場の芝2500ｍで行われる有馬記念は、3コーナーの手前からスタートする。スタートしてから100ｍで3コーナーの右カーブとなるため、外枠よりも内枠の方がポジションを取りやすい。今回も逃げると思われるキセキは7枠14番、外枠を引いてしまったキセキが楽にハナを切って逃げる為には、他馬よりも早いスタートが要求される。

オジュウチョウサンは絶好枠

最内の絶好枠を引いたのが最強の障害馬オジュウチョウサン。平地で2連勝したとはいえ、1000万を勝った馬が国内最高峰のG1を制するのは容易ではない。直線での瞬発力勝負では勝てない事は鞍上の武豊騎手も分かっているはず、オジュウチョウサンが勝つには強靭なスタミナを活かした先行策、キセキがスタートで後手を踏むようなら、オジュウチョウサンが逃げるという可能性も十分あるだろう。同じ白い帽子で2番を引いたクリンチャーも瞬発力よりはスタミナで押し切るタイプ。この馬が4コーナーで先頭に立つようなら、そのまま押し切るシーンも考えられる。

スタミナに自信があるからといって白い帽子の2頭が早仕掛けをするなら、後方にいる追い込み馬にも出番がありそうだ。昨年と同様に中団から差し切りを狙うシュバルグラン、直線で内を狙うモズカッチャン、レコード決着のジャパンカップでメンバー最速の上りで追い込んだミッキースワロー、展開次第では追い込みの競馬になる可能性も十分考えられる。

本命レイデオロか、引退サトノか!?

有馬が引退レースとなるサトノダイヤモンド。近走は後方からの競馬が多く、一昨年のように前々で競馬ができるようなら、有終の美を飾る可能性は十分にある。また過去10年で3歳馬が4勝しているように、55キロを味方にブラストワンピースが古馬を一掃するのだろうか！

キタサンブラックが引退、古馬最強の座は俺のモノとばかりに秋の天皇賞を制したレイデオロが、勢いにのって有馬記念も制するのか！

競馬ファンの思い、そして競馬に携わる人の思いが走るグランプリ有馬記念。平成最後のグランプリを制し歴史に名を刻む馬はどの馬か、2分30秒の熱きドラマに一喜一憂しよう。

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