2019年のスタートは金杯から!

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新年最初の重賞競走として毎年1月5日に行われる東西の金杯。暮れの有馬記念を一年の締めくくりとして仕留めたいのと同様に、新年の金杯は新年のスタートとして仕留めたい重賞といえるだろう。
毎年、東西で行われる金杯。もともとは関東も関西も芝2000mで行われていたが、2000年以降は京都金杯が芝1600mで行われるようになった。

新年最初のハンデ重賞、誰もが高配当決着を期待したい所だが、過去10年のデータを見てみると、中山金杯は過去10年で1人気が4勝、馬券圏内に8頭入線している関東に対し、京都金杯は過去10年で1人気は2勝、馬券圏内には5頭が入線と苦戦しており、データ的には堅く収まる関東、波乱含みの関西といえるかもしれない。

中山金杯は実績よりも能力?

中山金杯の過去の好走馬を見てみると、2013年のジャスタウェイ(3着)、2015年のラブリーデイ(1着)、ロゴタイプ(2着)など、同年の秋や翌年のG1で活躍した馬が馬券に絡んでおり、実績よりも能力や将来性を重視した馬が好走しやすいのかもしれない。
今年出走予定のメンバーでいえば4歳馬の4頭、コズミックフォース、ステイフーリッシュ、タイムフライヤー、タニノフランケルには注意が必要かもしれない。

京都はマイラー強し!

逆に京都金杯はどうだろうか?距離が芝1600mになったことでスピード馬が多く参戦するようになった。2016年の勝ち馬エアスピネルは18戦中12戦が芝の1600m、昨年の勝ち馬ブラックムーンは29戦中24戦が芝1600mを使っている。近年の京都金杯の傾向は、マイルも守備範囲という馬よりも、根っからのマイラーが好走するようだ。
今年出走予定のメンバーでいえば、芝1600mに拘って使っているパクスアメリカーナ。半数以上のレースが芝1600mというグァンチャーレ、ストーミーシー、ヒーズインラブなどが該当する。

1月5日から2019年の中央競馬がスタート!今年の初重賞、中山金杯、京都金杯を仕留め、最高のスタートを切りたいと誰もが思うこと。2019年の最初の重賞を制するのはどの馬か!東西共にハンデ重賞、どちらの競争も 一筋縄ではいかないだろう。

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