今週の注目レースはコレだ!【AJCC(G2/中山11R】

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昨年の12月から続いた中山開催が今週末でラストを迎える。ラストの週を飾るのは今年で60回目を迎えるアメリカジョッキークラブカップ。AJCCと略されるレースだが、中心となる馬は昨年の菊花賞を制したフェールマン。明け4歳ながらまだ4戦しかしておらず、目標の天皇賞(春)へ向けて、少しでも場数を増やしレースを経験させたいという陣営の意図が感じられる。

フェールマン、ジェネラーレウーノに注目

フェールマンの強敵となりそうなのが、中山で重賞2勝、皐月賞3着の実績を誇るジェネラーレウーノ。菊花賞は9着と敗れたが、得意の中山コースで菊花賞馬にひと泡吹かせる可能性は十分考えられる。

その他では5歳の充実期を迎えたダンビュライト。3歳時は皐月賞3着、ダービー6着、菊花賞5着と、ジェネラーレウーノに負けず劣らずの実績を残しており、G1競走でも5着、7着と好走はするもののあと一歩及ばないレースが続いている。G2クラスのメンバーなら勝ち負けになってもおかしくない実力馬で、強い明け4歳馬に気を取られていると足元をすくわれる可能性もあるので注意が必要だ。

好走も一歩足りないサクラアンブルール、一発あるか

ダンビュライト同様に好走するがあと一歩足りないのがサクラアンプルール。昨年の天皇賞(秋)では勝ち馬レイデオロから0.8秒差の6着、有馬記念ではブラストワンピースから0.7秒差の7着と好走している。8歳馬なので大きな変化や上積みは期待できないが、安定した力を発揮するので、展開が向けば一発の魅力は十分ある。

その他では新潟記念でブラストワンピースの3着、前走の中日新聞杯ではギベオンの2着と、8歳馬ながら瞬発力に磨きのかかったショウナンバッハ。そのショウナンバッハを新潟記念で2着と先着したメートルダールなどが面白い存在になりそうだ。

日経新春杯と同じく明け4歳のフェールマン、ジェネラーレウーノが制するのか、それとも5歳以上の馬が意地を見せるのか、1月20日の日曜日、中山競馬場の芝2200mで争われる。

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