【シルクロードS・過去10年】
ひと桁馬番が9勝、ふた桁馬番が1勝。
馬番1~7番の馬が10年すべてで連対し、2012年以降は7連勝中です。https://t.co/52ux094uDe #競馬 #シルクロードS pic.twitter.com/ECxkgaqnIr— 競馬 サラブレ編集部 (@sarabure_eb) 2019年1月25日
昨年スプリントG1春秋連覇を成し遂げて引退したファインニードルも、2018年はシルクロードステークスをステップに高松宮記念を制した。数々の名スプリンターと呼ばれた馬達が、シルクロードステークスを足掛かりとしており、今年はどんな馬が出てくるのか楽しみな一戦といえる。
京都競馬場は先行馬有利?
京都競馬場は他の競馬場と少し違った特徴を持っている。「淀の坂」という言葉を聞いたことがあるだろうか?京都競馬場の3コーナーが小高くなっており、向正面の半ばから上り、4コーナーにかけて下る。直線はほぼフラット、坂も無いので先行した馬がそのまま残る傾向が強く、追い込む馬にとっては厳しいコース形体をしているといえよう。
直線に坂が無いことや3コーナーからゆるやかな下り坂となるため、レースタイムが速くなる傾向がある。各馬の力量をタイムで比較する場合は、京都競馬場のタイムは他の競馬場よりも、少し早くなるということを忘れないようにしよう。
先行脚質のウマは?!
出走予定の馬から先行脚質の馬を探してみると、逃げたいサイタスリーレッド、セイウンコウセイ、ダノンスマッシュ、ラインスピリット、ラブカンプーなど、人気を集めそうな馬を含め5頭が該当した。
競馬の面白い所は先行優位な京都競馬場ではあるが、先行馬が多いとスタートから競り合ってペースが速くなり共倒れとなってしまう。上記の5頭がどう折り合いを付けるのか、スタートから注目して見てみたい。
逆にキングハート、ティーハーフ、ダイメイプリンセスのような追い込み馬が、先行馬のペースが速くなる事を期待している。逃げた馬のペース次第で前残りの競馬になるのか、追い込みの競馬になるのか、これもまた競馬の醍醐味のひとつといえる。
ハンデ戦の面白味も!
コースやペースの話をしただけでも混乱してきそうだが、さらにこのレースを難解にしているのがハンデ(負担重量)。シルクロードステークスはハンデ戦、過去にG1を勝ったり、重賞を勝ったりした馬は、既定の重量よりも思い重量を背負う事になる。
今回トップハンデとなったのはセイウンコウセイの58キロ、一番軽いのはエスティタートの53キロと5キロの差がある。このハンデ差がレースでどのように影響するのか、判断に迷う所だろう。
昨年、高松宮記念とスプリンターズSのスプリントG1春秋連覇を成し遂げたファインニードルが引退したことでスプリント界は大混戦、シルクロードステークス制して春のスプリント王にリーチを掛けるのはどの馬だろうか!
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