【京都】いよいよ明後日!きさらぎ賞の注目馬は!?

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2月初旬の重賞ということで頭数は揃わないものの、全体的な馬のレベルが高いのが特徴。2011年は後の3冠馬オルフェーヴルが3着。2015年は古馬になって重賞を3勝するルージュバックが勝利。菊花賞や有馬記念を制したサトノダイヤモンドは2016年の勝ち馬だ。今年も出走頭数が8頭となったが、素質のあるメンバーが揃っており、未来のG1ホースがこの中にもいるかもしれない。出走馬の各馬の力関係を見てみよう。

重賞路線を進むヴァンドギャルド

新馬勝ちをした後に、東京スポーツ杯3着、ホープフルステークス6着と重賞路線を進むのがヴァンドギャルド。初挑戦のG1競走も勝ち馬から0.6秒差の6着なら悲観する内容ではない。上がりも勝ったサートゥルナーリアと変わりなく、負けたのはスローペースという展開と位置取りの差といっていいだろう。ヴァンドギャルドも好位で競馬が出来るようになれば、クラッシックでも通用する力は持っている。

東京コースで強さを見せたアガラス

ヴァンドギャルドを東京スポーツ杯で先着したのがアガラス。新馬戦は東京で好位から抜け出し快勝、2戦目の札幌は洋芝や稍重の馬場が影響したのか切れる脚が使えず2着。前走の東京スポーツ杯は直線までしっかり脚を溜め、弾けるように伸びてきたが内を突いたニシノデイジーにハナ差とどかなかった。東京コースで強さを見せており、きさらぎ賞が行われる京都の馬場が合うかどうかがポイント。能力的にはヴァンドギャルド同様、クラシックでも通用する力は持っている。

ダノンチェイサー、エングレーバーも注目!

前走500万下のこうやまき賞を勝ったダノンチェイサー。新馬戦は2000mを使い4着、1800m、1600mと距離を短くしての2勝目。1800mは新馬戦勝ちがあり、こなせない距離ではないが、重賞級の相手にこの距離で持ち味が生かせるのか、ダノンチェイサーにとっては距離の克服がカギになりそうだ。

距離的な心配が無いのは2000mを連勝しているエングレーバー。新馬・500万とスローペースの瞬発力勝負で連勝。折り合いや競馬センスが高く、重賞でも十分勝負になる力の持ち主。スローでの競馬しか経験していないので、ペースが速くなったときも同じ力が出せるかが注目したい。

今年で59回目となるきさらぎ賞。素質溢れる馬達がクラシックの舞台に向けて、どんな走りをみせてくれるのか注目したい。

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