【東京】今週の注目馬はこれだ!「クイーンカップ[G3]」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年に2着したミッキークイーンはオークスを制覇。2016年のメジャーエンブレム、2017年2着のアエロリットは、いずれもNHKマイルカップを優勝している。今年はどの馬がG1戦線で活躍するのか、今後を占う注目の一戦といえるだろう。

中心となるのは阪神JFを2着したクロノジェネシス。世代トップクラスの追い込み馬で、前走も後ろから数えた方が早い位置から、メンバー最速の末脚で追い込み2着に食い込んだ。勝ったダノンファンタジーに半馬身及ばなかったが、ダノンファンタジーよりも外を回って追い込んだことを考えれば互角以上の内容だった。
初戦は小倉で1800m、2戦目も東京で1800mとマイルよりも長い距離を意識して使われているようだ。桜花賞を狙うのであれば阪神で行うトライアルを使うはず、しかしクイーンカップを選択したということは、クロノジェネシスは桜花賞よりもオークスを狙っているのかもしれない。

3着のビーチサンバも負けてはいない。新馬戦からマイルを使い続けビーチサンバ、2走前のアルテミスステークスはシェーングランツの2着となったが、阪神JFではシェーングランツに先着しており、どの競馬場にも対応できるレースセンスの高さが目立った。直線の瞬発力勝負になった阪神JFではクロノジェネシスに差されてしまったが、アルテミスステークスのように早めに動いて押し切る形に持ち込めば、前走の着差はもっと縮まるだろう。

その他の馬でこの2頭に割って入る馬をいるだろうか?未勝利を勝ったばかりのカレンブーケドールとレッドベルディエスはタイム的に劣ってしまい、赤松賞を勝ったジョディ―は阪神JFで16着と敗退したことからも赤松賞組は厳しいだろう。ここはビーチサンバとクロノジェネシスの一騎打ち、春のG1競走に向けてどのような競馬を見せてくれるのか注目の一戦といえるだろう。

※「うまLINEウェブ」公式LINE@では毎週土日のの重賞レースの【買い目】無料配信中!LINE@友だち追加するだけ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加