【京都】今週の注目レースはこれだ!『京都記念(G2)』

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G1級の実力馬たちがこの京都記念から始動、2010年のブエナビスタに2015年のラブリーデイ、サトノクラウンにクリンチャーなど、春のG1競走を獲りに行く馬、今年飛躍を求める馬とその目的は様々だ。出走する予定のメンバーを見てみると、今年飛躍を求める馬たちが多いように感じる。

注目馬はマカヒキ!

データからレース傾向を少し紐解いてみる。過去10年の勝ち馬10頭を見てみると、5歳馬が5勝、4歳馬が4勝と中心となるのは4歳馬、5歳馬だと思っていいだろう。ただ6歳馬も【1,4,1,24】と2着が4回あり、勝ち切れない傾向にあるが勝てない訳ではない。またG1級の実力馬たちが出走するレース。前走、有馬記念を使っていた馬が過去10年で4勝しており、海外遠征を含め勝ち馬10頭9頭は前走G1競走を使っていた。

今年のメンバーの中で注目したいのがマカヒキ。2016年のダービー馬を制し、その年の秋は菊花賞ではなく、海外遠征し凱旋門賞に挑戦した逸材。2017年、2018年と国内のG1競走に出走、勝ち切れないがしっかりと好走はしている。G2レベルの馬が相手なら、主役を演じる力は十分ある。

3歳時は自慢の末脚で直線ごぼう抜きしていたが、古馬になってからは自慢の末脚が爆発せずに鈍り始めている。器用なタイプではないので戦法を変える必要性はないが、脚質から考えると、平坦な京都コースよりは東京のような直線の長いコースの方が向いているのかも知れない。

距離面に関してもダービーを勝っているので2400m前後のG1競走をメインに使われているが、自慢の末脚を生かすなら2000mとか1600mといった距離を試して見ても面白いだろう。新しいマカヒキが見られるかもしれない。

春のG1競走に向けて動き出す実力馬たち、今年のG1競走を賑わす馬がこの中から出てくるのか、今年の京都記念も楽しみな戦いになるだろう。

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