坂井瑠星重賞初Vへ、菜七子が「いい刺激」/阪急杯#阪急杯 #坂井瑠星 #keibahttps://t.co/4hQpDIjuwO
— 日刊スポーツ・極ウマ (@goku_uma) 2019年2月22日
3月の24日に行われる高松宮記念[G1]に向けての前哨戦となる阪急杯[G3]、2014年に勝ったコパノリチャードが、続く高松宮記念も連勝し前哨戦の価値を高めた。2016年の勝ち馬ミッキーアイルは同年のマイルチャンピオンシップ[G1]を制覇、昨年の2着馬モズアスコットは安田記念[G1]を制するなど、前哨戦という意味合いだけでなく、スプリントやマイルG1への登竜門的な存在になっている。
混戦レースが予想される!?
データ的には過去10年で1人気が勝ったのは、2013年のロードカナロアと2016年のミッキーアイルの2頭のみ、1人気に馬券に絡んだのも過去10年で5回と全体的に混戦の阪急杯。今年もフルゲートの18頭でのレースが見込まれ、阪神カップ[G2]のダイアナヘイローやミスターメロディ辺りが人気を集めそうだが、どの馬が勝ってもおかしくない混戦レースといっていいだろう。
世代別に見てみると過去10年で5歳馬が7勝と圧倒的な力を示している。複勝率(3着以内に好走した馬)で見てみると、5歳馬の27.5%を4歳馬が34.4%と上回っており、勝ち馬こそ5歳馬だが、中心となるのは4歳と5歳の馬と考えていいだろう。
今年出走予定の18頭を眺めてみると、4歳馬がエントシャイデン、ミスターメロディ、リョーノテソーロの3頭。5歳馬がタイムトリップ、ダイメイフジの2頭と、3分の1にも満たない5頭しかいない。
ベテランが頑張っているという言い方もできるが、逆をいうと世代交代ができていない短距離路線。今年は強い4歳馬がいろいろな路線で活躍をしている。短距離路線もこれを境に、新旧の入れ替わりが行われるだろうか?
過去の勝ち馬10頭中9頭がキャリア21戦以内
新旧交代に関して面白いデータがあるので紹介しておこう。過去10年の勝ち馬10頭中9頭がキャリア21戦以内の馬だった。さらに深掘りすると、過去10年で3着以内に好走した30頭中24頭がキャリア21戦以内の馬だった。
キャリア21戦と22戦にどんな差があるのか?と聞かれると、正直なところ明確な回答はできないが、先ほど示した世代別の年齢で6歳以上の馬を狙うなら、キャリア21戦以内の馬が狙い目といえるだろう。
高松宮記念だけではなく、今年の短距離界を占う一戦になりそうな阪急杯。若者かベテランかレースの見どころがたくさんあり、非常に面白い戦いが繰り広げられそうだ。
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