【中山】まもなく出走!注目の障害競走『春麗ジャンプステークス』展望!

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現役の障害最強馬オジュウチョウサン、昨年は有馬記念に出走し9着と見せ場タップリのレースで注目を浴びた。春は4連覇を狙う中山グランドジャンプを目標にしているようだが、天皇賞(春)も視野にいれているようで、どちらの路線に進むかまだ決まっていない。

障害最強場の座を奪うか、超新星トラスト!

オジュウチョウサン1強の障害界だが、障害最強馬の座を奪うかもしれないという新星が、土曜日の中山8R春麗ジャンプステークスに出走してくる。

その馬の名はトラスト!覚えている方がいるかもしれないが、2016年に札幌2歳ステークスを制した、あのトラスト。2歳時は朝日杯FSを5着とG1で善戦していたが、3歳時はNHKマイルカップ8着、日本ダービー8着と振るわなかった。4歳の春はオープン特別から出直すも、思ったような成績が残せず昨年の秋に障害へ転身した。

障害初戦は平地の実績から2人気におされたが、終わってみれば2着以下に8馬身差以上付ける大楽勝。続く2戦目もスタート良く先行してハナに立つと、2着以下に4馬身差以上の差を付けて快勝。障害においてはまだまだ底を見せておらず、障害の2戦とも手綱を取った熊沢騎手は「飛越でスピードが落ちない。障害の天才」とべた褒めしており、ここも通過点と鞍上もかなりの力が入っているようだった。

中村均調教師、最後の雄姿

実はトラスト「引退が近い中村均調教師にダービーを獲らせたい」と、オーナーが地方所属から中村均厩舎への転厩を指示したという話があり、中村均調教師にとってもトラストは特別な存在である。前走後は、最後のG1として中山大障害へ進む話もあったが、「焦って無理させることはない。次の厩舎に良い形で引き継ぎたい」と自重し、じっくり調整してココを使う事にしたという。

中村均調教師を慕うスタッフは、先生に有終の美を飾って欲しいと、休み明けであるがきっちりと仕上げており、鞍上の熊沢騎手もトラストを勝利へと導こうと力が入っている。

人気になると思うが、馬の仕上がり具合、鞍上の意気込み、どれを取って期待値が高く、馬券的にも勝負になる。春麗ジャンプステークスで、中村均調教師の最後の勇姿を見届けるのも悪くない。

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