【G1データ分析】『皐月賞[G1]』の過去10年データをガッツリ分析!

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昨年は7人気のエポカドーロが絶妙な位置取りから、直線抜け出して1着となり三連単は30万越えの万馬券決着となった皐月賞。ここ3年の皐月賞では、1人気と2人気の馬が3着以下に敗れており、その流れを考えると今年も人気薄の馬が台頭する可能性は十分考えられる。どんな馬が高配当を演出するのか、過去10年のデータから分析してみよう。

弥生賞組が好走しやすい?

まずは各馬のステップレースから見てみよう。過去10年の勝ち馬10頭の前走レースは、共同通信杯組が4勝、スプリングステークス組が4勝、弥生賞組が1勝、毎日杯組が1勝だった。昔は弥生賞組が皐月賞でも強かったが、近年は傾向が変わってきているようだ。
少し幅を広げ皐月賞で3着以内に好走した馬30頭を見てみると、弥生賞組が9頭、スプリングステークス組が7頭、共同通信杯組が5頭、毎日杯組が1頭という結果になった。近年は勝ち馬こそ出ていないが、皐月賞で好走しやすいのは弥生賞組なのかもしれない。

次に過去10年の勝ち馬の前走の着順を見てみると、10頭中8頭は前走で1着の馬だった。残りの2頭も2着だった事を考えると、皐月賞を勝つ馬は前走2着以内の馬ということになるだろう。

さらに深堀して皐月賞で3着以内に好走した馬30頭を見てみると、30頭中28頭が前走4着以内の馬だった。前走5着以下だった馬が皐月賞で3着以内に巻き返すのは難しく、前走5着以下から巻き返したのは、2009年の3着馬セイウンワンダー(前走8着)、2011年の3着馬ダノンバラード(前走9着)の2頭だけだった。

キャリア4、5戦目の馬、岩田・デムーロ・蛯名騎乗は要チェック!

各馬のキャリア(戦歴)に注目してみよう。過去10年の勝ち馬10頭のキャリアを調べてみると、キャリア4戦の馬が4勝、キャリア5戦の馬が4勝している。また皐月賞で3着以内に好走した馬30頭を見てみると、キャリア5戦の馬が12頭、キャリア4戦の馬が11頭。30頭中23頭の馬がキャリア4戦、5戦の馬だったことからも、皐月賞で好走する馬はキャリア4戦、5戦の馬の馬と考えていいだろう。

今度は馬から騎手に目を向ける。過去10年のデータから皐月賞を得意としている騎手を探してみると、岩田康誠騎手(2勝)、M・デムーロ騎手(2勝)、蛯名正義騎手(2勝)となった。過去10年間なので、2年1回はこの3名うちの誰かが勝っているという計算になるので注意しておきたい。

騎手の乗り替わりも調べてみた。過去10年の勝ち馬10頭中7頭は前走と同じ騎手が騎乗しており、皐月賞で騎手が乗り替わって勝った馬は3頭しかいない。乗り替わりが絶対にダメという訳ではないが、前走と同じ騎手の方が好走する率が上がるということは覚えておいた方がいいだろう。

最後に血統についても調べて見た。過去10年の勝ち馬10頭のお父さん(種牡馬)を調べて見ると、ディープインパクト産駒が2頭、ネオユニヴァース産駒が2頭、ステイゴールド産駒が2頭という結果になった。

いろいろとデータをピックアップしてみた。毎年、一筋縄ではいかないクラシック競走、レースを予想する間にしっかりと分析することが勝利への近道と思う。上記のデータを元に、自分だけの穴馬を見つけて欲しい。

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