【重賞レース予想】4/13(土)アーリントンC[G3]レース展開と注目馬は!?

【アーリントンＣ】ヴァルディゼール坂路で切れた３馬身先着 – サンスポZBAT！競馬 / https://t.co/rFq6zyYaBF

— しばだあとルミエールワーザー大賞典 (@shiba_dirt) 2019年4月10日

アーリントンカップは1992年の第1回から2017年までは、2月の末か3月の始めに開催されていたが、2018年に現在の開催時期へ移され、上位3頭に優先出走権が付与されるＮＨＫマイルカップ[G1]のトライアル競走となった。

マイルカップのトライアル、アーリントンC!

開催時期が変わって初となった昨年のレースでは、3着のレッドヴェイロンが次走のＮＨＫマイルカップでも3着に好走したほか、2着のパクスアメリカーナが翌年の京都金杯を制覇。4着のインディチャンプが東京新聞杯、5着のダノンスマッシュが京阪杯と好走した馬が重賞級に育っている。

注目はヴァンドギャルド、フォッサマグナ、そしてヴァルディゼール！

注目1頭は藤原英昭厩舎のヴァンドギャルド。新馬戦を快勝した後は1800ｍと2000ｍの重賞を4戦して3着、6着、4着、3着と、もう一押し足りないレースが続いている。1勝馬の身でありながら自己条件を使わずに、重賞に挑戦するのはココでも勝ち負けできるという自信の表れといえよう。今回は新馬戦を快勝した芝1600ｍ、今までとは違った走りに期待したい。

藤沢和雄厩舎のフォッサマグナも大器の予感。新馬勝ちの後、2戦目に選んだのは共同通信杯。3歳チャンピオンのアドマイヤマーズを筆頭に、素質馬が多く出走している中で2人気に支持された。共同通信杯は4着に敗れたものの、前走は自己条件の1600ｍ戦を完勝。アーリントンカップも、さらなる飛躍の為のステップレースにしたいだろう。

出走予定のメンバーの中で、重賞を勝っているのが渡辺薫彦厩舎のヴァルディゼール。前走のシンザン記念は、直線での差比べを内から制して重賞初勝利。今回は3ヶ月の休み明け、ＮＨＫマイルカップへの叩き台になるので、どこまで仕上がっているか分からないが、アーリントンカップも制するようなら、本番のＮＨＫマイルカップでも侮れない1頭になるだろう。

勝ち負けを気にせずに走りに注目したいのが鮫島一歩厩舎のジゴロ。新馬戦を勝ったばかりなので除外されてしまう可能性もあるが、函館の新馬戦ではスピードの違いを見せて、5馬身差の圧勝劇。今回は9ヶ月の休み明けでいきなりは厳しいが、重賞でどれだけ通用するのか、ジゴロの走りにも注目したい。

ＮＨＫマイルカップの優先出走権を狙う馬、飛躍の為に重賞勝ちを狙う馬、将来の楽しみな馬たちが阪神の芝1600ｍで競い合う。

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