【重賞レース予想】4/21(日)フローラステークス[G2]レース展開と注目馬は!?

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桜花賞馬グランアレグリアが、次走はオークスではなくNHKマイルを使う事が決まっており、今年のオークスは大混戦が予想される。フローラステークスは2着までがオークスへの優先出走権が得られるトライアル競走。オークスへ賞金的に足りない馬は、是が非でもココで2着以内に入り、優先出走権を確保したいところだろう。

過去10年のオークス馬で前走フローラステークスを使っていったのは、2010年のサンテミリオン1頭だけだか、オークスで3着以内に好走した30頭を調べてみると、フローラステークスを使っていた馬が9頭。これは桜花賞組の18頭に次ぐ成績で、オークスと同じ東京競馬場で行われることも、好成績に繋がる要因の1つといえるだろう。

出走予定の19頭を見ても重賞勝ちをしている馬は1頭もおらず、トライアルからして大混戦といえるだろう。重賞で好走した馬か、前走500万下を勝った馬が人気を集めそうだが、その中で気になるのは西村真幸厩舎のフェアリーポルカ。新馬戦から芝2000mを使っていることからも、オークスを意識していることは明らか、2走前の若葉ステークスでは皐月賞2着のヴェロックスの3着と好走。前走あっさり500万下をクリアした事からも、能力、距離面の心配はなく、初の左回りとなる東京コースを克服できれば、好勝負になることは間違いないだろう。

斎藤誠厩舎のシャドウディーヴァも気になる1頭。過去4戦して【1,2,1,1】と安定しており、着外となったのは前走のフラワーカップの時のことで、東京競馬場では【1,2,1,0】を馬券圏外から外れた事がない堅実派。得意の東京競馬場で巻き返しが期待される。

展開が向きそうなのがウィクトーリア。前走の500万下は逃げて2着以下に2馬身差以上をつけての快勝。今週から始まる東京競馬、開幕週で馬場が良いだけに逃げ馬や先行馬が残り安いので注目しておいて損はないだろう。

兎にも角にも大混戦、開幕週の東京の馬場を上手く攻略した馬が、オークスへの出走権を手に入れるだろう。

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