牝馬にとって春の大一番ヴィクトリアマイルに向け、出走を確実にする為に賞金を加算した馬達が集う福島牝馬ステークス。昨年は7人気のキンショーユキヒメが勝利して三連単は6万3,340円の高配当となった。
今年は10頭と登録馬が少ないが、伏兵の台頭があるかヴィクトリアマイルを占う為にも、しっかり押えておきたい競走といえるだろう。
過去10年のデータを調べてみると、勝ち馬10頭中9頭が中山牝馬ステークスをステップにこのレースを制している。今年も中山牝馬ステークスをステップに出走するのは、ウインファビラス、カワキタエンカ、デンコウアンジュ、フローレスマジック、ランドネ。この5頭が福島牝馬ステークスの中心馬といっていいだろう。
次に調べたのが前走の着順、過去10年の勝ち馬10頭の前走着順を調べてみると、実は前走1着だった馬は過去10年で21頭出走しているが、2着が4回と勝ち馬が1頭も出ていない。2着の馬が3勝、6着~9着の馬が3勝しており、前走の着順で評価下げる必要はないが、前走1着の馬にとっては気になるデータといえるだろう。
小回りで平坦な福島コース、枠順も順位に大きくかかわってくるようだ。過去10年の勝ち馬の枠順は、4枠の馬が4勝、3枠の馬が3勝と真ん中よりも内側の枠が好成績、5枠よりも外の枠で勝った馬は1頭もおらず、距離のロスなく走れる内側の馬が優位といえるだろう。
最後に4コーナーでの位置取りも調べてみた。過去10年で4コーナーを先頭で駆け抜けた10頭は、2勝、2着2回、3着1回と50%の確率で馬券圏内に好走している。小回りで平坦の福島コース、先行優位のコースだけに追い込み馬よりも先行馬に注目していこう。
今週は土曜日も日曜日もG1競走に向けた前哨戦、本番に向けて各馬がどのような走りをするのか、しっかりと見極めていこう。
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