【重賞レース予想】5/26(日)目黒記念[G2]レース展開と注目馬は!?

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少し前までは日曜日のメインレースとして組まれていた目黒記念[G2]だが、近年はダービーデーの最終レースと行われ定着してきた。年間を通して最終レースが重賞競走というのはダービーの日をおいて他にはなく、競馬界において東京優駿(日本ダービー)というレースの偉大さが伺える。

東京競馬場の芝2500mで競われる目黒記念。ハンデキャップ競走ということもあり、伏兵の台頭も多く、過去10年で1人気が勝利したのは2012年のスマートロビンだけで、昨年も9人気のウインテンダネスが優勝している。

今年の注目はブラストワンピースの参戦、凱旋門賞の1次登録を済ませており、目黒記念の走り次第で凱旋門賞へ挑戦するのか、宝塚記念へ向かうのか決まるのだろう。
昨年のグランプリ有馬記念の勝ち馬で、能力、実績共に出走メンバーの中では抜けている。しかしハンデキャップ競走だけに、今回は負担重量59キロでの出走だけに、伏兵に足元をすくわれるシーンがあるかもしれない。
右回りより左回りの方が競馬がしやすいブラストワンピースにとって、東京コースは好材料。陣営としては59キロを背負っても、力の違いを見せつけて、凱旋門賞へ向かいたいと考えているだろう。

逆に伏兵馬からしてみれば、グランプリホースを倒し国内に名を轟かせるチャンスとなるだけに、簡単に勝たせるわけにはいかにだろう。
伏兵馬の中で気になるのがゴーフォザサミット。ブラストワンピースとは昨年の日本ダービー以来の再戦となる。ダービーではブラストワンピースで0.2秒先着され、7着という結果に終わったが、当時は同じ57キロを背負ってのレース。今回はブラストワンピースよりも2キロ軽い57キロで出走できるなら、ダービーの時に付けられた0.2秒差を逆転できるかもしれない。
東京コースが得意なルックトゥワイスも侮れない。3走前の日経新春杯[G2]で2着と好走、G2競走でも勝ち負けできることを証明し、今回は得意の東京コース。ブラストワンピースより4キロも軽い55キロなら、一発があってもおかしくない。
前走の大阪杯[G1]でブラストワンピースと差の無い競馬をしたムイトオブリガードにも注目。前走の大阪杯では8着と敗れたが、6着のブラストワンピースとは0.3秒差。今回は3キロ軽い56キロ、逆転のチャンスは十分ある。

日本ダービーで盛り上がった後の目黒記念も、ブラストワンピースの走りを含め、目の離せないレースになりそうだ。

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