【重賞レース予想】6/1(土)鳴尾記念[G3]レース展開と注目馬は!?

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6月23日に阪神競馬場で行われる宝塚記念。上半期の総決算となる宝塚記念に向けて、前哨戦となる鳴尾記念で実績馬と新興勢力が激突する。今年の登録馬は12頭と少ないが、昨年のNHKマイルカップ2着のギベオンや、前走で古馬相手に新潟大賞典を勝利したメールドグラースなど、楽しみな4歳馬が多数出走してきた。

ノーブルマーズ(牡6歳 宮本博厩舎)

昨年の宝塚記念は58キロを背負って3着と好走。秋は4戦して4着が最高で、G2クラスなら好走も可能だが、G1クラスとなると厳しいようだ。今年の初戦となる今回、G3レベルであれば上位争いを演じる力は持っており、得意の先行粘りこみで1年半ぶりの勝ち星を狙う。

ギベオン(牡4歳 藤原英昭厩舎)

3歳の春はNHKマイルカップでクビ差の2着。秋はセントライト記念で13着となったことから菊花賞へは向かわずに、中距離路線で古馬のG1を目指した。3走前の中日新聞杯でG3勝利、G1馬が揃った金鯱賞では6着と力負け。鳴尾記念をステップに古馬のG1競走へ挑む。

タニノフランケル(牡4歳 角居勝彦厩舎)

年明けの中山金杯で3着、その後の小倉大賞典でも2着と好走、自分のペースで逃げられると非常にしぶとい逃げ馬。12頭と登録数も少なく、少頭数の競馬になりそうな今年の鳴尾記念。ハナを切って自分のペースに持ち込めば、先頭ゴールインも期待できる。

ステイフーリッシュ(牡4歳 矢作芳人厩舎)

3歳時には京都新聞杯を制し、ダービーで期待されたが10着と敗退、秋の菊花賞も11着とクラシックでは思うような結果が出せなかった。年明けは中山金杯2着、京都記念2着と力のある所を示したが、古馬のG1初挑戦となった大阪杯では13着と敗れてしまった。明け4歳馬の大将格といえる馬が、気難しい面があり好走か凡走か極端な競馬になってしまう。鳴尾記念は好走か、それとも凡走か。

メールドグラース(牡4歳 清水久嗣厩舎)

3歳時は500万クラスを勝ち上がるのに苦労していたが、4歳になってからの成長が著しく、年明けは1000万、1600万、そして前走の新潟大賞典と3連勝。勢いでいえばこの馬に勝る馬はいないだろう。この勢いで宝塚記念まで駆け上がれるか、このレースの走りに注目が集まる。

鳴尾記念をステップに宝塚記念にコマを進めるのはどの馬か、本番の宝塚記念を占う意味でも重要な一戦といえるだろう。

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