【東京競馬|サウジアラビアロイヤルカップ[G3]レース結果・レース展開回顧】サリオスが2連勝で重賞制覇!

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2017年のダノンプレミアム、昨年のグランアレグリアと大舞台への登竜門となっているサウジアラビアロイヤルカップ[G3]。頭数は9頭立てだが素質馬が揃った注目のレースとなった。

単勝1.5倍の1人気に支持されたのは、東京の新馬戦を33秒1の瞬発力で差し切ったサリオス。2人気は阪神の新馬戦を33秒1で勝ったクラヴァシュドール、3人気は札幌で未勝利戦を勝ってきたアブソルティスモ、この3頭が10倍を切る人気にとなった。

絶好のスタート切ったのは7番のシコウだが、外から8番アブソルティスモ、6番のクラヴァシュドールが前に行き、その後ろに1番のイロゴトシ、並んで3番サリオス。その後ろに5番のロードエクスプレスと2番のジェラペッシュ。後方に4番カップッチョ、最後方に9番のエンジェルサークルという隊列でレースが進んでいく。

前半の600mが35秒1、半マイルが47秒2。少頭数ということもあり、予定通りのスローペース。3人気のアブソルティスモのペースでレースが進む。3コーナー、4コーナーで動く馬もなく、全馬が脚を溜めて500m以上ある直線での追い比べとなった。

直線に入っても先頭はアブソルティスモ、外からシコウが並びかけに行き、その後ろから1人気のサリオスが進出してくる。中団から外に持ち出したのは2人気のクラヴァシュドール、中を突くジェラペッシュ、後方から脚を伸ばすエンジェルサークル。

残り400mで先頭はアブソルティスモ、外からサリオス、クラヴァシュドールが並んで追い込んでくる。残り200mで内のアブソルティスモが苦しくなり、サリオス、クラヴァシュドールの追い比べ、残り100mで外のクラヴァシュドールが苦しくなり、サリオスがクラヴァシュドールに1馬身差をつけたところがゴールとなった。

勝ったサリオスは2連勝で重賞制覇、2歳G1の有力候補として名乗りを挙げた。2着のクラヴァシュドールも、負けはしたが能力は重賞級、今後のレースで注目したい。3着のアブソルティスモは、サリオスに新馬戦で付けられた2馬身差を縮めることができなかった。人気通りの決着で三連単も1人気の1,080円という結果になった。

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