【東京競馬|府中牝馬ステークス[G2]レース結果・レース展開回顧】1人気プリモシーンまさかのシンガリ負け!スカーレットカラーが重賞初制覇

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土曜日、日曜日の東京開催が台風で中止となり、今週は月曜日と土曜日の代替として火曜日にレースが行われる。日曜日には雨も上がり、月曜日は良馬場でレースができるかと思ったが、朝からの雨で府中牝馬ステークス[G2]は、稍重でレースが行われた。

1人気に支持されたのはヴィクトリアマイル2着のプリモシーン。2人気はヴィクトリアマイル4着のラッキーライラック。クロコスミア、スカーレットカラーの4頭が10倍を切る人気となった。

スタートは出遅れる馬もなく全馬が綺麗なスタートを切り、内から先手を奪いにいく1番ジョディー、これを制して中から10番エイシンティンクルがハナを切る。2番手にジョディーが控え、3番手には4番のオールフォーラヴ、内に2番のディメンシオン、外に13番のクロコスミアが先団。
中団に6番のフロンテアクイーン、並んで15番のラッキーライラック。その後ろに16番ランドネと3番のカンタービレが続き、12番レッドランディーニ、5番のダノングレースが中団を形勢していく。
後方には14番の1人気にプリモシーン、11番のペルソナリテが続き、最後方には4枠の両頭内に8番スカーレットカラー、外に7番サトノガーネットという並びで3コーナーへ入っていく。

稍重と馬場が重い分、若干ペースが速い気もするが、1000mの通過は58秒3の平均ペース。全馬が一塊となってレースが進み、長い直線での瞬発力勝負で雌雄を決することとなった。

直線に入っても先頭は逃げるエイシンティンクル。ジョディーとクロコスミアが先団から追い掛け、その外にラッキーライラック、フロンティアクイーン、ランドネにレッドランディーニと横に大きく広がり、大外からスカーレットカラーとプリモシーンが並んで追い込んでくる。

残り400mで逃げたエイシンティンクルが苦しくなり、代わって先頭に立つのはラッキーライラック、その内でクロコスミア追いすがる。その外からランドネ、レッドランディーニが鞭を振るって追い出し、大外からスカーレットカラーとプリモシーンも並んで追い込んでくる。

残り200mで先頭はラッキーライラック、外からフロンティアクイーンが差を詰め、1人気のプリモシーンは伸びず、代わりのスカーレットカラーが凄い勢いで追い込んでくる。
残り100mで粘るラッキーライラックを、フロンティアクイーンとスカーレットカラーが捉える。外から勢いよく追い込んだスカーレットカラーが差し切り、後続に1馬身の差を付けた所がゴールとなった。2着には9人気のフロンティアクイーン、3着に2人気のラッキーライラックと入り、三連単は7万7,860円の万馬券決着となった。

勝ったスカーレットカラーは嬉しい重賞初制覇。休み明けでプラス16キロの馬体が響いたラッキーライラックは、直線で一旦抜け出すも最後まで粘れず3着となった。また1人気のプリシーンは、最後の直線で伸びを欠きシンガリ負けとなった。

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