【日経新春杯結果】1人気グローリーウェイズ、重賞初制覇!

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今年最初のG2競走となる日経新春杯、春の天皇賞や2019年の飛躍を求め、年明け早々から古馬達の熱い戦いが行われた。

1人気に推されたのは菊花賞5着、強い明け4歳勢のグローリーヴェイズ。2人気は昨年のアルゼンチン共和国杯で2着し、今年は大きな飛躍を狙う5歳馬ムイトオブリガード、6人気までが単勝1桁のオッズと混戦模様、レースも出入りの激しいレースとなった。

軽量の4歳馬がペースを作る

綺麗に揃ったスタートから先行態勢を取るのは3枠4番のサラス。しかしハナを譲らず押して先頭に踊り出たのは7枠14番のアイトーン、共に軽量の4歳馬がペースを作ることになった。
縦長の展開になりスタートしてからの1000m通過が58秒3というハイペース。平均よりも1秒以上速いペースでレースが流れ、先行馬にとっては苦しい展開が強いられた。向こう正面でペースがいったん落ち着くが、この機会を狙って動いた馬が1頭いた。
首を横に傾げた時にスタートが切られ、好位のポジションが取れず後方から競馬をしていた6人気のメイショウテッコン。後方3番手から一気に先頭に立ちこのまま押し切ろうとする。メイショウテッコンの奇襲策で他馬を動きだし、落ち着きそうなペースが3コーナーからまたペースアップし最後の直線へと向かう。

勝ったのはグローリーウェイズ!

好位から前を捉えにいくエーティーダンサー、展開に左右されず最内で脚を溜めるグローリーヴェイズに同じく中団で脚を溜めるムイトオブリガード。後方から直線一気に掛けるノーブルマーズにルックトゥワイス。
横一線から最初にメイショウテッコンを捉えたのはグローリーヴェイズ。ムイトオブリガードは4コーナーで包まれ苦しい展開、外から脚を伸ばすノーブルマーズに、さらに外からルックトゥワイス。
残り200mで先頭に立ったグローリーヴェイズを大外から追い込んでルックトゥワイスが半馬身まで追い詰めた所がゴールだった。

今後も明け4歳馬から目が離せない!

前半1000mの通過が58秒3のハイペースに加え、3コーナーで動いたメイショウテッコンの奇襲策、先行策を取った馬が全て10着以下に敗れたことからも、ペースが乱れ追い込み馬有利の展開となったといえるだろう。
後方にいたグループで最内の経済コースを走り、一番上手な競馬をしたのがグローリーヴェイズが重賞初制覇。展開が向いただけに差し切りたかったルックトゥワイスは惜しい2着となった。
2着以下は5歳以上の馬が独占したが、勝ったのは明け4歳のグローリーヴェイズ。今後の古馬重賞に関しても、明け4歳馬から目が離せなくなるだろう。

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