【津村明秀×竜星涼】
津村騎手は2017年カペラS以来の重賞制覇!
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— 競馬ラボ-KEIBA LAB- (@keibalab) 2019年1月26日
三連単が導入された2005年以降のレースで、10万馬券以上が7回も飛び出す波乱のハンデ重賞、愛知杯。
今年も単勝オッズ31.8倍、8人気のワンブレスアウェイが勝利、2着に1人気のノームコア、3着に4人気のランドネが入り三連単は9万9,140円と10万馬券には届かなかったが、14頭立てと例年よりも少ない頭数での競走だった事を考えれば、今年も荒れた愛知杯といっていいだろう。
レースを振り返りながら8人気のワンブレスアウェイが勝った要因を探ってみよう。スタートは特に出遅れる馬もなく全馬揃ったスタート、先行態勢を取るのは内から1番のレッドジェノヴァ、3番のティーエスクライ。この2頭を制してハナに立ったのが8番のランドネ、競りかける馬もなくランドネのペースでレースが進む。
競馬に置いて、コース、ハンデ、騎手なども、勝ち負けに関わるファクターではあるが、一番大きなウエイトを占めるのが展開である。1000mの通過タイムでペースを判断し、スローペースは先行有利、ハイペースは追い込み有利、平均ペースは有利不利のない流れと考える。
愛知杯で逃げたランドネは1000m通過が1分2秒2、重賞競走であれば1000mを1分ぐらいで通過するのが平均的で、1分2秒2は明らかなスローペース。逃げたランドネが3着に粘ったのも、スローペースの恩恵を受けた事が大きいといっていいだろう。
勝ったワンブレスアウェイは4番手で競馬をしており、この馬にもスローペースの恩恵があったといっていい。また縦長の展開だった為に、3、4コーナーでロス無く走れたことが最後のひと伸びに繋がっている。
2着のノームコアは後方10番手で脚を溜め、上がり3ハロン33秒5というメンバー最速の末脚で追い込むも、ワンブレスアウェイを差すことができなかった。差せなかった要因はスローペースで先行した馬がバテなかったこと、4コーナーで外を回るコースロスがあったこと、2着のノームコアは勝ったワンブレスアウェイとは真逆のレースをしていたといっていいだろう。
展開ひとつで1人気が負け8人気が勝つ、競馬の醍醐味を知ってしまうと、競馬がやめられなくなる。
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