【京都記念&共同通信杯結果】ダンビュライト重賞2勝目、ダノンキングリー重賞初制覇!

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昨日は東京競馬が降雪のため中止になり明日の11日に代替競馬が開催される。また全国的にも雨や雪に見舞われ京都や小倉でも馬場が悪化し、馬券的にも荒れる傾向にあった。
一夜明けた日曜日は晴天に恵まれ、ダートコースにはまだ雨の影響が残るものの、芝は良馬場で行われた。

京都はダンビュライト重賞2勝目!

京都では今年で112回を迎える伝統の京都記念[G2]が行われ、春のG1競走に向けて飛躍を求める古馬達が激突した。単勝オッズ10倍以下の馬が6頭いる大混戦のレースで、1人気になったのは、前走の中山金杯で2着となったステイフーリッシュ牡4歳。

レースは逃げる馬が見当たらず、得意の先行策に出ようと気合いをいれるノーブルマーズだが行き足が付かず中団待機、今回は得意の先行してからの雪崩込みが期待されるノーブルマーズだったが、先行できずに苦しい展開となる。逆に行き足が付き先行したのはダンビュライトとステイフーリッシュ。普段は好位から差すダンビュライトが逃げる展開、ペースが速くなることは考えられず1000m通過が1分3秒3と、先行馬優位なスローペースでレースが進む。

3コーナーからペースが速くなり、後続の馬は3、4コーナーで脚を使わされ直線では思ったような伸びが見られない。最終的には2番手で折り合ったダンビュライトが勝利し、2着は3番手のステイフーリッシュと前残りのレースだった。3着は唯一追い込んだマカヒキが入り三連単は万馬券での決着となった。
ダンビュライトは昨年のアメリカJCC以来の勝ちで重賞は2勝目、マカヒキは3着だったものの強い競馬で春のG1に向けて好スタートをきった。

東京はダノンキングリーが差し切り!

東京では過去10年で4頭の皐月賞馬を出している注目の共同通信杯[G3]が行われ、4戦4勝で朝日杯を勝ち3歳王者となったアドマイヤマーズが出走、単勝も1.7倍と支持を受け、どんなレースをするのか注目が集まった。

好スタートからハナを切ったのはアドマイヤマーズ、来るならコイと言わんばかりに先行しペースを作る。これにフォッサマグナ、ダノンキングリーが続き、クラージュゲリエは中団で先行馬の動きを見ながらの競馬となった。

7頭立てという少頭数だけにペースが速くなる事はなく、東京の長い直線での追い比べで勝負を決する事となる。残り400mで追い出したアドマイヤマーズが後続をグングンと引き離し、やはり3歳王者は強いと誰もが思った所に、最内からダノンキングリーが矢のような脚で一気に差し切り重賞初制覇となった。2着にはアドマイヤマーズが入り、離れた3着にはクラージュゲリエが粘り込む結果となった。

今回のレース、3着以下に4馬身以上の差を付けたことからも勝ったダノンキングリーとアドマイヤマーズの2頭が抜けていたということになる。
両馬とも今後の動向が気になる所だが、ここで勝ったことでダノンキングリーは皐月賞の有力候補となったが、問題はアドマイヤマーズ。勝てば文句なしでクラシック路線を歩むはずだったが、負けてしまったことで皐月賞後はダービーではなくNHKマイルカップという選択肢も出てきた。どんな路線を歩むのか非常に気になるところだ。

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