【タイトル】3人気5歳馬シングンマイケルが勝利!

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長く続いた東京開催を締めくくるのは障害の重賞競走、東京ジャンプステークス[JG3]。絶対王者オジュウチョウサンに追いつき追い越そうとする馬たちが、東京競馬場に集結した。

単勝2.9倍で1人気に押されたのは、中山グランドジャンプでオジュウチョウサンの3着となった1番のマイネプロンプト。僅差の3.1倍で2人気となったのが2番のシンキングダンサー、8番のシングンマイケル、10番のハルキストンがこれに続き、4頭が10倍を切る人気となった。

綺麗に揃ったスタートから枠を生かしてマイネルプロンプトが逃げる構えを見せるが、外から押して11番のマイネルピクトルがハナを切って先頭に躍り出る。2番手にマイネルプロンプト、その外に5番のシゲルボブキャット。先団を見るようにシングンマイケルが続き、ちょうど中団のインにシンキングダンサーという位置取りでレースが流れていく。

早くも3つ目の障害で人気の一角だったハルキストンが落馬、馬群は徐々に縦長となり各馬障害を越えていく。レースが落ち着くか思われたが、今度は2番手を追走していたシゲルボブキャットが落馬、カラ馬となってコースを走り続ける。

勝負どころとなる2週目の3コーナー、先頭はマイネルピクトルがキープし、2番手には8番のシングンマイケル、3番手に上がってきたのは中団にいたシンキングダンサーで、マイネルプロンプトはその後ろにいる。

4頭が横一線となって最後の直線へ、最後の障害をクリアして先頭に立ったのは2番手にいたシングンマイケル。内でマイネルピクトルが粘るも、外からマイネルプロンプト、シンキングダンサーが追い込んでくる。

残り200mでも先頭はシングンマイケル、外からマイネルプロンプトが並びかける。残り100mは2頭の叩き合い、内シングンマイケル、外マイネルプロンプト。外から追い込むマイネルプロンプトがシングンマイケルに半馬身差まで迫ったところでゴールとなった。

3人気のシングンマイケルが勝ち、2着は1人気のマイネルプロンプト、3着も2人気のシンキングダンサーが入り、三連単5,180円と人気サイドの決着となった。5歳馬のシングンマイケルが初の重賞制覇、若い馬だけに打倒オジュウチョウサンに向けて、これからの活躍に期待したい。

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