【重賞データ分析】『関屋記念[G3]』の過去10年データをガッツリ分析!

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関屋記念[G3]過去データ分析

実力マイラーが揃うサマーマイルシリーズ第2戦の関屋記念[G3]、新潟の外回りコースを使い、最後の直線は600mの叩き合い、小細工なしガチンコ勝負が毎年繰り広げられる。今年も登録馬が24頭、フルゲート必至のマイル戦。枠順が決まる金曜までに、過去のデータから関屋記念の傾向をしっかりチェックしておこう。

まずは前走レースの格について調べてみた。過去10年の勝ち馬10頭の前走レースの格を調べてみると、前走G1レースに出走していた馬が3勝、G3に出走していた馬が4勝、オープン特別が1勝、3勝クラス(1600万下)が2勝という結果になった。実力マイラーが揃う一戦だけに、重賞級の馬の方が好走しやすいようだ。

今度は前走レースの距離について調べてみる。過去10年の勝ち馬10頭の前走レースの距離を調べてみると、距離短縮(前走が1700m以上)が3勝、同距離(前走も1600m)が6勝、距離延長(前走が1500m以下)が1勝という結果になった。
前走レースとしては1600m以上のレースに出ていれば好走する可能性が大きい。ただ過半数を超える6勝を同距離(芝1600m)の馬がしており、マイルに特化した馬には激走する可能性もあるので注意が必要だろう。

次は世代別の強さを見てみよう。過去10年の勝ち馬10頭の年齢を調べてみると、5歳馬が4勝、4歳馬が3勝、3歳馬、6歳馬、7歳馬が各1勝ずつという結果になった。中心は4歳、5歳と言いたいところだが、3歳馬は出走頭数が少ないだけで、パーセンテージで見ると4歳馬に次ぐ2位だった。このことからも中心のなるのは若い世代、5歳以下の馬が中心と考えるのが良いだろう。

勝ち馬の枠番が気になったのでお伝えしておく。過去10年の勝ち馬10頭の枠番を見てみると、7枠の馬が5勝、8枠の馬が3勝、1枠と2枠の馬が1勝ずつという結果になった。関屋記念は、圧倒的に外枠が優位という結果になった。ただ1枠と2枠の馬が1勝ずつしているように、内枠の最短コースを走れる馬は穴をあける可能性が高いので、注意が必要だ。

次は騎手に目を向けてみる。過去10年間の関屋記念で好走している騎手を調べてみると、北村宏司騎手が3勝している。北村騎手は過去10年間で10回騎乗し【3,1,2,2】と複勝率はなんと75%以上、今年は怪我で出遅れていたが先週から復帰、勝ち星も挙げているだけに、北村宏騎手が騎乗する馬に関しては、どんな馬であっても注意しておく必要がありそうだ。

ざっと関屋記念の気になるデータを挙げてみた。上記のデータを出走予定の馬に当て嵌めてみて、関屋記念の傾向をしっかりと掴んでおこう。また枠順が決まる金曜までに、自分だけのオリジナルデータを作ってみるのも良いだろう。

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