【東京競馬予想/重賞レース】10/27(日)天皇賞[G1]を予想!レース展開と注目馬は!?

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【東京競馬予想/重賞レース】10/27(日)天皇賞[G1]を予想!レース展開と注目馬は!?

10月22日に即位礼正殿の儀が執り行われ、天皇陛下自らが即位を宣言した。今週日曜日に行われる天皇賞(秋)は、「天皇陛下御即位慶祝」と付けられ、歴史的にも特別な1戦となる。

これは都市伝説のたぐいだが、時事ネタが競馬の結果にリンクするというものがある。実は平成天皇が即位したのは1989年(昭和64年)の1月7日、1989年の天皇賞(春)は4人気のイナリワンが勝ち、2着は16人気のミスターシクレノン。当時は馬連すらまだ発売されておらず、枠連1-7は即位の日とリンクしている。
G1馬10頭が参戦するハイレベルな一戦となった天皇賞(秋)、今回も天皇の即位と何かリンクするのか、いろいろな意味で興味深い一戦となりそうだ。

1枠2番 アーモンドアイ(牝4歳、国枝栄厩舎)

前走の安田記念[G1]の3着で、7連勝とG1レース5連勝が途切れてしまったアーモンドアイ。ドバイ帰りの影響もあったのか、スタートでダッシュが付かず後方待機の競馬を余儀なくされた。普通の馬であれば、そのまま終わってしまう所だが、並みのG1馬と違う所はそこから最速の上りで追い込み、勝ち馬からクビ+ハナの3着まで迫った。芝の状態が良い5月開催でペースも平均ペース、前残りの展開になりながらも直線で10頭以上の馬を交わしており、負けた事に衝撃を受けた方も多いと思うが、力を出したレースといえる。
アーモンドアイにとって秋緒戦は威厳と取り戻す一戦、絶対王女に連敗は許されない。どんな相手が来ようとも、負けられない一戦といえるだろう。

5枠10番 サートゥルナーリア(牡3歳、角居勝彦厩舎)

3連勝で2歳G1のホープフルステークス[G1]を勝ち。翌年の皐月賞[G1]は、休み明けという異例のローテーションで勝ち切ったサートゥルナーリア。唯一、4着に敗れたダービーは気性的な粗さが露呈し、直線で伸びてはいたものの、残り200mで苦しくなった。前走の神戸新聞杯[G2]は気性面の問題が出ず、持ったまま3馬身差をつけ快勝、改めて世代最強の強さをみせた一戦だった。
今回は短期免許で来日しているフランスのトップ騎手、スミヨンが騎乗する。スミヨンといえば、3冠馬オルフェーヴルの凱旋門賞[G1]で騎乗し、2年連続で2着したジョッキー。サートゥルナーリアの能力をどこまで引き出せるか、フランスのトップジョッキーの手綱捌きに注目したい。

3枠5番 アエロリット(牝5歳、菊沢隆徳厩舎)

3歳時は桜花賞[G1]5着後、NHKマイルカップ[G1]に参戦しG1初勝利。古馬となってからもマイルを中心に使われ、安田記念[G1]で2年連続2着と好走している。アエロリットは高いスピード能力と持久力を持ち合わせており、先行するとなかなかばてないのが特徴。高速馬場で持久力が必要な東京コース【3,4,0,2】との相性もよく、G1を勝ったNHKマイルカップ[G1]も、2年連続2着の安田記念[G1]も全て東京コースのG1競走。
芝2000mは3歳の秋華賞(7着)以来だが、昨年の毎日王冠(芝1800m)を勝ち、今年も2着していることからも、芝2000mがもたない距離ではない。今年の安田記念[G1]でアーモンドアイに先着していることからも、鞍上の乗り方1つで粘り込む可能性は十分ある。

2枠4番 スワーヴリチャード(牡5歳、庄野靖志厩舎)

昨年の天皇賞(秋)で1人気に支持されるも、大きく出遅れてしまい10着と人気を裏切ったスワーヴリチャード。芝2000mは【3,1,0,2】ともっとも得意としている距離で、2018年には大阪杯[G1](芝2000m)を制している。
天皇賞(秋)での出遅れ以降は調子が今一つ、今年も3戦して4着、3着、3着と好走はしているものの、勝ち負けまで至っていない。失ったプライドを取り戻す為には、強敵揃いの今回を勝ち切ることだろう。

5枠9番 ダノンプレミアム(牡4歳、中内田充正厩舎)

3連勝で朝日杯フューチュリティステークス[G1]を制した素質馬で、翌年のクラシックでも大きな期待が掛けられた。弥生賞[G2]を快勝したが、皐月賞[G1]は体調が整わずに回避。続くダービー[G1]では6着に敗れたが、皐月賞[G1]に出走しなかったにも関わらず、1人気に支持されていた。古馬との初対決となった金鯱賞[G2]では、後の宝塚記念[G1]を制するリスグラシューを捻じ伏せての1着。2走前のマイラーズカップ[G2]では、安田記念[G1]を勝つインディチャンプを寄せ付けなかった。
前走の安田記念[G1]は、道中の走りに違和感を覚え、鞍上がレースを途中で辞めた為に16着となった。倒してきた相手からもG1級のポテンシャルを持っており、ノーマークにするには危険な存在、世間をアッと言わせるのはこの馬かもしれない。

8枠16番 アルアイン(牡5歳、池江泰寿厩舎)

2017年の皐月賞[G1]を9人気で制した意外性のあるアルアイン。古馬になってからもG1で好走するも、勝ち切れないレースが続いていたが、今年の大阪杯[G1]で勝利し、久々のG1勝利となった。実は大阪杯[G1]を勝った時も、皐月賞[G1]の時と同じ9人気。今までのレースで9人気になったのは、皐月賞[G1]と大阪杯[G1]の2レースだけ、たまたま9人気で走ったのとは意味が違う。今回も9人気なら、もしかしたら…

7枠14番 ワグネリアン(牡4歳、友道康夫厩舎)

昨年のダービーを制したワグネリアン。今年は2戦して、大阪杯[G1]で3着、札幌記念[G2]は4着と力が発揮できていない。東京コースはダービーを含め2戦2勝と非常に相性の良いコース。眠れる獅子が目覚めるのはこの舞台かもしれない。

天皇陛下御即位慶祝、天皇賞(秋)。特別な一戦に勝利し、歴史に名を刻むのはどの馬か。

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