【新潟競馬予想/重賞レース】8/25(日)新潟2歳S[G3]を予想!レース展開と注目馬は!?

直線の長い外回りコースを舞台に行われる2歳重賞、新潟2歳ステークス。過去には桜花賞馬や皐月賞馬などを輩出しており、今年はどんな素質馬が現れるのか、今後の2歳戦を占う重要な一戦といえるだろう。

モーベット（牝2歳、藤沢和雄厩舎）

毎年激戦となる6月1週目の新馬戦を勝ち上がったモーベット。スタートはあまり上手くないが、道中は中団の後方で折り合い、直線で外に持ち出すと馬に気合を付けただけで、ノーステッキで2着以下に2馬身以上の差をつけてゴール。
スローペースでもしっかりと折り合い、鞍上の指示に素早く反応する対応力など、2歳牝馬とは思えぬ完成度。牡馬相手の重賞でどんな走りを見せてくれるのか、今後が非常に楽しみな1頭と言えるだろう。

エレナアヴァンティ（牝2歳、宗像義忠厩舎）

6月の福島で新馬勝ち、続くダリア賞はスタートで立ち遅れるものの、二の足で先行集団に取り付き、そのまま押し切る強い内容で押し切り2連勝。マイルという距離が気になるが、1400ｍでしっかり折り合っていたので、200ｍ延長する1600ｍでも大丈夫だろう。緩い流れになるようなら、前残りの可能性も十分。

ウーマンスパート（牝2歳、西浦勝一厩舎）

8月3日に行われた新潟の新馬戦を快勝したウーマンスパート。上々のスタートから中団でレースの流れに乗り、直線で外に持ち出すとグングン加速。ラスト3ハロン32秒0はメンバー最速の上りで、2着以下に3馬身半以上の差をつけての勝利。本番でも32秒台の上りで追い込めば、牡馬相手の重賞でも勝ち負けになる。

ペールエール（牡2歳、安田隆行厩舎）

近年は中京で新馬勝ちした馬が新潟2歳ステークスで好走する傾向があり、今年の中京組の中で注目なのがペールエール。500キロを超える馬体重を誇り、重馬場の芝1400ｍを1分23秒2の好タイムで駆け抜けた。コースが新潟に変わり、上りの速いスピード競馬に対応できるかが注目したい。

ビッククインバイオ（牝2歳、牧光二厩舎）

新馬戦はモーベットの3着に屈したものの、2戦目の未勝利戦を新馬戦よりも早いタイムで快勝したビッククインバイオ。新馬戦が八分ぐらいのデキなら、未勝利戦の走りがこの馬本来の走りと考えて良いだろう。ペースもタイムも新馬戦を上回るタイムで快勝、本番も侮れない存在になりそうだ。

カリニート（牡2歳、大根田裕之厩舎）

7月28日に行われた小倉の新馬戦を勝ったカリニート。小倉の勝ち馬が新潟に参戦するのは珍しいが、タイムが早くなる小倉を勝ってきたスピードには注意したい。レースの主導権を握れるようなら、高配当の立役者になりそうだ。

今年の出走メンバーから2歳G1や翌年のクラシックを騒がす馬が現れるのか、楽しみな一戦といえるだろう。

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