【阪神競馬|ローズS[G2]レース結果・レース展開回顧】復活の2歳女王ダノンファンタジーが重賞3勝目!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

三日間開催の中日となる日曜日は、秋華賞[G1]のトライアルレース、ローズステークス[G2]が行われた。秋華賞への出走権が欲しい馬、本番への足掛かりとなる馬、各馬が阪神の芝1800mで激突した。

1人気は2歳牝馬チャンピオンのダノンファンタジー。2人気はオークス4着のヴィクトーリア、シゲルピンクダイヤ、スイープセレリタスが10倍を切る人気となった。
全馬揃ったスタートから、ダッシュ良く飛び出したのは1人気の4番ダノンファンタジー。しかしこれを制して内から1番メイショウショウブ、外から6番のシャドウディーヴァ、さらに10番のシゲルピンクダイヤが続き、ダノンファンタジーは押さえて中団へ。
内から2番のベストクイーン、外から11番のビーチサンバ、12番のスイープセレリタスも先団まで脚を伸ばす。
中団に3番ビックピクチャー、ダノンファンタジーはここまで抑え、外に8番ヴィクトーリア、その後ろの5番のモアナアネラが中団、後方は7番のアルティマリガーレ、最後方に9番のラシェーラという態勢でレースが流れる。

前半1000mが59秒3と高速馬場を考えればスローな流れ、各馬が脚を溜めて仕掛けどころを探っている。3コーナーから動いたのは後方にいたアルティマリガーレ、先団目掛けてグングンと脚を伸ばしていく。この動きに対して中団にいたヴィクトーリアも動き出し、先頭を捉えに動き出す。
4コーナーを過ぎて直線に入ると先頭はスイープセレリタス、これをビーチサンバが交わしに行き、その外に上がってきたヴィクトーリアとアルティマリガーレが並んで追い出す。中団で脚を溜めたダノンファンタジーは、アルティマリガーレの外に持ち出し追い出しに掛かる。並んでいたシゲルピンクダイヤは、そのまま内を狙って差を詰める。
残り200mで先頭はビーチサンバ、外から並びかけるヴィクトーリア、内から追い込むシゲルピンクダイヤ、エンジンの掛かったダノンファンタジーも外から追い込んでくる。
残り100mでビーチサンバに並んだヴィクトーリア、2頭の競り合いの外からダノンファンタジーも一気に追い込んでくる。
ダノンファンタジーが外からグイっと伸びた所がゴールとなり、2着は粘り込んだ6人気のビーチサンバ、3着にあと一歩伸びきれなかった2人気のヴィクトーリアが入り、3連単は1万700円の万馬券決着となった。

勝ったダノンファンタジーは重賞3勝目、本番の秋華賞は距離が200m伸びて2000m。コースも直線が長く坂のある阪神コースから、小回りの京都コースへと変わる。今回の順位が、本番でどのように変化するのか、10月13日に行われる秋華賞が楽しみだ。

※「うまLINEウェブ」公式LINE@では毎週土日のの重賞レースの【買い目】無料配信中!LINE@友だち追加するだけ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加