【重賞データ分析】『富士S[G3]』の過去10年データをガッツリ分析!

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【重賞データ分析】『富士S[G3]』の過去10年データをガッツリ分析!

マイルチャンピオンシップ[G1]の前哨戦となる富士ステークス[G3]、マイル王の座を目指すマイラーが集う一戦。また荒れるレースとしても有名で、過去10年に10人気以下の馬が3着以内8回くるなど伏兵には注意が必要。荒れる富士ステークスを、過去10年のデータから紐解いてみよう。

まずは冒頭で述べた人気から調べてみる。過去10年の勝ち馬10頭の人気を調べてみると、1人気が3勝、2人気が3勝、3人気~6人気までが各1勝ずつという結果になった。
高配当が飛び出しやすい富士ステークスだが、人気薄が突っ込んでくるのは2着、3着で、勝つ馬は人気サイドの馬が多いことが分かった。

続いて前走レースの距離を調べてみた。過去10年の勝ち馬10頭の前走レースの距離を調べてみると、前走で富士ステークスと同じ1600mのレースを使っていた馬が6勝、前走で富士ステークスより長い距離を使っていた馬が4勝、前走で富士ステークスより短い距離を使っていた馬は1頭も勝っていない。
前走で1200m、1400mといった1600mより短い距離を使っていた馬は、少し割引が必要かもしれない。

世代別の強さを見てみよう。過去10年の勝ち馬10頭の年齢を調べてみると、4歳馬が4勝、3歳馬と5歳馬が3勝ずつしている。
富士ステークスは若い世代が活躍するレースで、6歳以上馬は過去10年で1頭も勝っていない。2着には3頭絡んでいるので、穴馬としては6歳以上の馬を狙うのはアリだが、勝ち馬を探すのであれば、3歳~5歳の馬を中心に考えるのが良いだろう。

今度はジョッキーに注目してみた。過去10年のデータから、富士ステークスで好成績を残しているジョッキーは、戸崎圭太騎手【2,1,0,3】、ルメール騎手【1,3,0,0】の2名。
特にルメール騎手は過去10年で、4回騎乗し1勝2着3回、連対率100%という凄まじい成績を残している。今年はどの馬で参戦するのか分からないが、どんな馬に乗っていようとも、富士ステークスのルメール騎手には要注意。

最後に種牡馬について調べてみた。過去10年の勝ち馬10頭の種牡馬を調べてみると、ディープインパクト産駒が3勝、ダンスインザダーク産駒が2勝、キングカメハメハ、タニノギムレット、スニッツェル、ハーツクライ産駒が1勝ずつという結果になった。
ディープインパクト産駒が過去10年で3勝しているので要注意。勝ち星は無いがフジキセキ産駒【0,1,2,2】と複勝率が60%と非常に高い数値を残しており、穴馬を探すならフジキセキ産駒を狙ってみるもの良いだろう。

富士ステークスの気になるデータを挙げてみた。荒れる富士ステークスだけに、上記のデータを出走馬に当て嵌め、自分だけの穴馬を探してみよう。

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