【フェブラリーS】今年最初のG1!ダートの頂上決戦フェブラリーステークス[G1]展望!

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今年最初のG1競走フェブラリーステークス[G1]、東京競馬場のダート1600メートルで争われ、ダートの頂上決戦として毎年ハイレベルな攻防が繰り広げられる。今年もこのレースを大きな目標として狙う馬が多く、ダート界の実力馬たちが顔をそろえる一戦となっている。

女性騎手初G1のコバノはじめ豪華メンバー

残念な知らせは昨年のチャンピオンズカップ覇者で最優秀ダートホースに選出されたルヴァンスレーヴが、前走後に左前脚の球節に軽度の不安が出たため大事を取ってフェブラリーステークスを回避することとなった。逆に嬉しいニュースは藤田菜七子騎手がコパノキッキングの出走が決まり、女性騎手初のG1騎乗となる。

出走予定のメンバーを見ても非常に豪華なメンバー登録をしている。2016年の覇者モーニン、2017年の覇者ゴールドドリーム、そしてディフェンディングチャンピオンのノンコノユメ。年末の東京大賞典でゴールドドリームを破ったオメガパフューム。
そして圧倒的なスピードで6連勝し東海ステークス[G2]を制したインティ、こちらも4連勝で根岸ステークス[G3]を制した藤田菜七子騎手が騎乗するコパノキッキング、その他にも東京のダート1600mを得意とするサンライズノヴァ、芝ダート兼用の桜花賞馬レッツゴードンキなど、どの馬が勝っておかしくないような豪華メンバー、2019年最初のG1競走に相応しいレースになりそうだ。

勝ち馬は4~5歳!?穴狙いなら6~7歳も

データ面からフェブラリーステークスを見てみると、過去10年の勝ち馬10頭は4歳馬が4頭、5歳馬が4頭と中心となるのは4歳馬、5歳馬のようだ。6歳馬は2勝、7歳以上の馬に勝ち馬はいないが、2着に3頭、3着に3頭絡んでいることからも、勝ち馬は4歳、5歳中心で穴馬は6歳、7歳を狙ってみるのが面白いだろう。
ちなみに前走レースの距離もポイント。フェブラリーステークスは東京ダート1600mのG1競走で、過去10年の勝ち馬10中7頭は前走でフェブラリーステークスよりも長い距離のレースを使っていた。フェブラリーステークスよりも短い距離から勝った馬は過去10年で2頭いるが、前走で同じ距離ダート1600mのレースを使っていた馬は過去10年では1頭も勝てていない。

まとめると勝ち馬を探すなら4歳馬5歳馬で、前走のレースがフェブラリーステークスよりも長い1800m以上のレースを使っている馬が好走しやすいとデータは示しているようだ。
さあ今年最初のG1競走を制する馬はどの馬か!女性騎手初のG1騎乗の藤田菜七子騎手が、女性騎手G1初勝利という偉業を成し遂げるのか!どんな戦いが繰り広げられるのか、今から楽しみだ。

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