【京都牝馬S】今週土曜、短距離牝馬のステップレース『京都牝馬ステークス[G3]』展望!

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今週はフェブラリーステークスを含め土日で4つの重賞競走が行われ、土曜日の京都では牝馬限定の重賞競走、京都牝馬ステークス[G3]が行われる。

短距離牝馬のステップレース

春の牝馬路線は5月に行われるヴィクトリアマイル(東京競馬場、芝1600m)に向けての路線となっており、京都牝馬ステークスも2015年までは1600mのマイル戦だったが、2016年からは1400mと200m短縮。ヴィクトリアマイルに向けて、短距離馬のステップレースとして位置付けられた。

1600mを得意とするマイラーだけではなく、短距離を得意とするスプリンターも出走してくるのでフルゲートで行われることが多く、伏兵の台頭もよくみられる。
マイラーとスプリンターどちらが好成績を残しているかというと、前走レースで1600m以上のレースを使っていた馬が過去10年で8勝しており、マイラー組が優位といっていいだろう。ちなみに前走で1200m以下のレースを使っていた馬は過去10年で勝ち馬は1頭も無く、残りの2勝は京都牝馬ステークスと同じ1400mを使っている馬だった。

4歳馬で前走1600m以上の馬が好走!?

世代別の成績を見てみると、過去10年の勝ち馬10頭を見てみると10頭中8頭が4歳馬、残りの2勝は5歳馬と6歳馬が1勝ずつしており、勝ち馬に関していえば4歳馬が他の世代を圧倒しているといえるだろう。
4歳馬で前走1600m以上のレースを使っている馬は、データ的に好走する確率高いので覚えておくといいだろう。

高配当好きの穴党ファンには条件戦からの上がり馬がオススメ!特に1600万下を勝って京都牝馬ステークに挑戦した馬の成績は、過去10年で【0,4,5,16】と勝ち馬こそ出ていないが、複勝率(3着以内)が36.0%と非常に高い数値を残しており、伏兵を探すなら1600万下の勝ち馬が狙い目といえる。

今年出走予定の馬から勝ち馬、穴馬の有力候補を探してみると、4歳馬で前走1600m以上のレースを使っている馬はハーレムライン(ニューイヤーS、芝1600m)、リバティハイツ(ターコイズS[G3]、芝1600m)の2頭。また穴馬として1600万下クラスを勝ち上がってきた上がり馬はアルーシャ(ユートピアS、芝1600m)の1頭。
この中でも注目したいのがアルーシャ、1600万下からの上がり馬、4歳馬、前走レースが1600m以上のレースと、上記で挙げた3項目を全てクリアしており、今年の一番の伏兵はアルーシャかもしれない。どんなレースを見せてくれるのか今からレースが楽しみだ。

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