【レース展望】3/16(土)フラワーカップ[G3](中山競馬場)!

堅実シャドウディーヴァ初中山にも自信／フラワーＣ
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— 日刊スポーツ・極ウマ (@goku_uma) 2019年3月15日

先週は阪神でフィリーズレビュー、中山でアネモネステークスと桜花賞トライアルが東西で行われた。今週行われるフラワーカップも3歳牝馬の重賞競走なので、勝てば賞金的に桜花賞への出走が可能になる。

フラワーC→桜花賞は勝てていない!?

過去10年でフラワーカップから桜花賞へ出走した馬は12頭いるが、【0,1,1,10】と結果を残せていない。中2週という強行軍に加え、桜花賞は2つのコーナーでゴールだが、フラワーカップは4つのコーナーでゴールと、レースの流れも変わってしまうので、馬も戸惑ってしまうのかもしれない。

昨年の覇者カンタービレは、オークスは13着と振るわなかったものの、秋はローズステークスを勝ち、秋華賞では3着と好走している。今年も桜花賞へは直結しないが、オークスや秋に向けて、能力を開花させる馬がいるか見極めたい。

注目はジョディーと、サフラン賞で先着のコントラチェック

今年出走予定のメンバーから注目したいのはジョディ―。前走のクイーンカップでは、阪神JF2着のクロノジェネシス、3着のビーチサンバと差のない競馬で3着。主戦の武藤雅騎手が騎乗停止のため今回は吉田豊騎手が手綱を取るが、東京コースで2勝の実績、左回りの新潟2歳ステークスでは牡馬相手に4着と好走。サウスポー感が強いが、ここで結果が残せるなら、東京競馬場で行われるオークスでは面白い存在になるだろう。

そのジョディ―に2走前のサフラン賞で先着しているのがコントラチェック。前走の菜の花賞ではハイペースを果敢に先行し、あっさり抜け出すなど力の違いを見せた一戦だった。中山で1勝、2着1回と得意としているだけに、有力候補の1頭といえるだろう。

関西馬ではエールヴォアにも注目!

関西馬ではエールヴォアに注目、2走前のアルテミスステークスではシェーングランツ（阪神JF4着）、ビーチサンバ（阪神JF3着）に次ぐ3着。前走のエリカ賞では牡馬相手に逃げ切り勝ち、3ヶ月半の休み明けになるが能力的にはこの馬が一番だろう。

その他にも新馬を勝った勢いで重賞勝ちを狙う、メイショウハナグシ、アイリスフィール、マルーンベルズなど、3歳牝馬クラシックに向けて新たなヒロインの出現に期待したい。

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