【G1データ分析】『高松宮記念[G1]』の過去10年データをガッツリ分析!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今年も春のG1競走は電撃6ハロンのスプリント戦、高松宮記念[G1]スタートする。ファインニードル引退したことで、今年の高松宮記念は大混戦。我こそが主役と各方面から出走馬が殺到、スプリント界の新たな顔となる馬はどの馬だろうか?過去10年のデータを元に、高松宮記念を丸裸にしていこう。

阪急杯、オーシャンS、シルクロードS組が有力!?

最初に注目するのはローテーション、前走レースと高松宮記念の関係を探ってみる。過去10年の勝ち馬10頭の前走レースを調べてみると、阪急杯組が3勝、オーシャンS組が3勝、シルクロードS組が3勝、そして海外組が1勝となっている。今年出走予定のメンバーの中に、海外遠征した馬はいないので、阪急杯組、オーシャンS組、シルクロードS組が有力といえる。

また過去10年で馬券圏内(3着以内)に好走した30頭中25頭は、阪急杯、オーシャンS、シルクロードSのどれかのレースを使っていた。このことから中心となる馬は、阪急杯、オーシャンS、シルクロードSをステップレースとして、高松宮記念に挑戦する馬と考えていいだろう。

7才以上の馬、前走で負けた馬は厳しい!?

次は前走着順に着目してみた。前走で大敗しても本番で狙えるのか?前走何着ぐらいなら巻き返しが可能なのか気になるところだ。
過去10年の勝ち馬を調べてみると、勝ち馬10中8頭は前走2着以上の馬だった。1分10秒前後で決着が付くスプリント戦、大敗からの巻き返しは難しく、前走がどんなレースであれ、連対を外してしまった馬は割引が必要なようだ。勝った勢い、好走した勢いというのも大切な要素の1つといえるだろう。

続いて世代別の強さも確認しておく。過去10年勝ち馬10頭の年齢を見てみると、4歳馬が3勝、5歳馬が5勝、そして7歳馬以上が3勝となった。
7歳以上の馬が3勝しているが、これは2010年のキンシャサノキセキ(牡7)が連覇した2勝と、2015年の外国馬エアロヴェロシティ(セ7歳)。7歳以上の馬でも勝てない事はないが、今年は主役不在の混戦レース。中心となるのは4歳馬、5歳馬と考えるのが妥当だろう。

岩田騎手は複勝率50%以上!乗りなれた主戦騎手有利

視点を馬から騎手に変えてみる。高松宮記念でもっとも好走しているのは岩田康誠騎手、過去10年間で9頭の馬に騎乗し、【1,2,2,4】と複勝率で50%以上のハイアベレージ。2頭に1頭は3着以内に好走する計算、今年は馬券に絡む年だろうか?岩田康誠騎手が騎乗するなら、馬の能力に関係なく馬券の相手としては押えておくのが賢明だろう。

さらに乗り替わりにも注目してみた。過去10年の勝ち馬10頭の内、高松宮記念で乗り替わって勝った馬は3頭だけで、残りの7頭は前走と同じジョッキーが騎乗していた。
近年はG1になると外国人ジョッキーに乗り替わったりする傾向が強いが、高松宮記念は鞍上強化の乗り替わりよりも、乗り慣れた主戦騎手が騎乗する方が好成績のようだ。

最後に血統的もチェックしておく。過去10年間のデータを元に、高松宮記念で好成績を残している種牡馬を探してみた。複勝率50%を超えるのが、フジキセキ産駒とアドマイヤムーン産駒の2頭。
今年出走予定のメンバーを見るとフジキセキ産駒の馬は出走しておらず、アドマイヤムーン産駒のセイウンコウセイ、フミノムーンは好走する可能性があるので注意しておいた方が良いだろう。

ざっとではあるが、気になるデータを挙げてみた。これらのデータを元に、いろいろと当て嵌め、高松宮記念で好走する馬を探してみるのも良いだろう。自分だけの穴馬や意外な激走馬が見つかるかもしれない。

▼高配当・万馬券をGET!競馬予想サイト最新人気ランキング!
https://umalineweb.com/ranking/

※「うまLINEウェブ」公式LINE@では注目レースの【買い目】を無料公開中!LINE@友だち追加するだけ

友だち追加

※「うまLINEウェブ」公式LINE@では毎週土日のの重賞レースの【買い目】無料配信中!LINE@友だち追加するだけ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加