【G1データ分析】『大阪杯[G1]』の過去10年データをガッツリ分析!

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先週の高松宮記念は大波乱、三連単で400万越えの特大万馬券で決着した。勝ったミスターメロディ―を含め、上位に入線した馬のほとんどが4コーナーで内を通った馬だった。基本的な考えてとして馬場は、内が外よりも荒れているというのが普通だが、開催最終日という使い込まれた馬場、3月は1月や2月に比べ雨がが多く、内側だけでなく外側も見た目以上に馬場が悪く、外を通った馬はコースロスの分だけスタミナを消耗してしまい、失速してしまったのだろう。

大阪杯はG1馬が8頭出走、軸馬は?

先週の高松宮記念は確固たる軸馬不在のレースだったが、今週の大阪杯はG1馬が8頭出走。どの馬も勝つだけのポテンシャルを持っており、縦の比較よりも横の比較が難しい。前哨戦の金鯱賞を勝ったダノンプレミアムが出走しないことで人気も拮抗、軸馬が見つけづらいG1といえるだろう。今週も過去10年のデータを元に、大阪杯を丸裸にしていこう。

中心は4,5歳馬、前走2着~5着以内で絞り込もう

まずは世代別の強さをしっておこう。過去10年の勝ち馬10頭の年齢を調べてみると、4歳馬が5勝、5歳馬が4勝、6歳馬が1勝という結果になり、7歳以上の馬は勝てていない。
さらに深堀りして馬券圏内(3着以内)に好走した30頭を調べても、4歳馬が12頭、5歳馬が9頭、6歳馬が7頭、7歳以上の馬で3着以内に好走したのは2014年のトウカイパレスの2着だけということからも、中心になるのは若い世代、4歳馬、5歳馬と考えていいだろう。

前走の着順も重要な要素。過去10年の勝ち馬10頭の前走の着順を調べてみると、前走1着の馬は1頭だけだが、前走2着馬は6頭もいた。さらに深堀りして馬券圏内(3着以内)に好走した30頭を調べみると、30頭中27頭が前走5着以内の馬だった。
勝ち馬を探すなら前走2着以内の馬が有力で、穴馬を探すなら少し幅を広げ前走5着以内の馬から探すのが良いだろう。

馬場が傷んでいる可能性高し、1,2枠からの勝ち馬ナシ!?

次は枠順に目を向けてみた。過去10年の勝ち馬10頭はどの枠で勝っていたのか調べてみると、過去10年で3勝しているのは以外にも8枠、続く2勝が4枠と7枠、1勝しているのが3枠、5枠、6枠となった。
阪神競馬場の芝2000mは、正面スタンド前からのスタートで内回りの芝コースを1週したところがゴールとなる。見た目では最短距離を走れる内側が優位にも見えるが、過去10年で1枠、2枠からの勝ち馬は出ていない。2月の末から既に1ヶ月以上開催している阪神コース、内側の馬場が相当傷んでいる可能性が高く、今年も馬場の傷み具合は注意しておいた方がいいだろう。

今度は視点を変えて騎手に目を向けてみる。過去10年のデータで大阪杯を得意としている騎手を探してみると、武豊騎手、浜中俊騎手、池添謙一騎手の3名が2勝ずつしている。中でも複勝率で50%以上の武豊騎手と池添騎手には注目、どんな馬に騎乗しても馬券の相手には入れておいた方がいいかもしれない。

さらに乗り替わりについても調べてみた。過去10年の勝ち馬10頭中7頭は前走と同じ騎手が騎乗していた。ただ乗り替わった馬も3勝、3着以内には11頭入っているので、穴馬を探すのであれば、前走の騎手にこだわる必要はないだろう。

穴馬に困ったら種牡馬で!

最後に血統もチェックしておく。過去10年の勝ち馬10頭の種牡馬(お父さん)を調べると、ディープインパクト産駒が3勝、マンハッタンカフェ産駒とステイゴールド産駒が2勝していた。3頭とも複勝率で30%以上の数字を残しており、穴馬に迷った時は種牡馬で選んでみるのも良いかもしれない。

G1に昇格して今年で3回目を迎える大阪杯。今週も大波乱の結果が待ち構えているのか、上記でお伝えしたデータを元に各自で有力馬を見つけ出して欲しい。

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