【G1データ分析】『オークス[G1]』の過去10年データをガッツリ分析!

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3歳牝馬クラシックの第2弾となる優駿牝馬オークスが東京競馬場で行われる。桜花賞馬のグランアレグリアが距離適性を考慮してNHKマイルへ向かったことで、大混戦となりそうな今年のオークス。

確固たる軸馬が存在しない時こそ、過去データを元に力関係をしっかり把握していくことが大切。過去10年のデータを元に勝ち馬11頭(2010年は1着が同着)、馬券に絡んだ30頭の馬から、オークスの傾向を探ってみる。

過去10年の勝ち馬の前走レースを調べてみると、勝ち馬中8頭は前走で桜花賞を使っている馬だった。その他のレースでは忘れな草賞が2頭、フローラステークスが1頭という結果になった。
勝率的には忘れな草賞からの馬が好成績を残しているが、過去10年で2頭の勝ち馬を出すも2着、3着には1頭も入線していない。3連勝で忘れな草賞を制したラヴズオンリーユーが桜花賞組よりも優るのか、力関係をしっかり把握する必要性がありそうだ。

また勝ち馬の前走着順を調べてみると、前走1着だった馬が7頭、2着が1頭、3着が2頭という結果になった。前走4着以下でオークスを勝ったのは、2013年のメイショウマンボ(桜花賞10着)の1頭だけなので、前走3着以内の馬が好走しやすいと考えていいだろう。

今度は騎手に目を向けてみる。過去10年間でオークスで好成績を上げているジョッキーは、1勝2着2回の川田将雅騎手、1勝3着2回の池添謙一騎手が好成績を残している。実はルメール騎手が過去10年で2勝しているが、騎乗停止中なのでデータからは除外した。

次に乗り替わりにも注目してみた。過去10年でオークスで騎手が乗り替わって勝った馬は1頭だけで、残りの10頭は前走と同じ騎手が騎乗していた。先週のヴィクトリアマイルを勝ったレーン騎手、データ的には厳しいというデータが出ているが…どうだろうか?

最後に血統にも触れておく、過去10年の勝ち馬の種牡馬を調べてみると、ディープインパクト産駒が3勝、2着3回、3着3回と好成績を残していた。その他では1勝3着2回のゼンノロブロイ産駒が、複勝率でディープインパクト産駒と肉薄しており、穴を狙うならゼンノロブロイ産駒が面白いかもしれない。

ざっと気になるデータをピックアップしてみた。枠順の決まる木曜までに、牝馬3冠レースの第2弾オークスの傾向と対策を掴んでおこう。またデータを駆使して自分だけの穴馬を探してみるのも面白いだろう。

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