年に2回ファン投票で出走馬が決定されるグランプリレースの1つ、夏競馬に突入する前に上半期の総決算、グランプリ宝塚記念[G1]。今年はドバイ帰りのレイデオロにスワーヴリチャード、香港帰りのリスグラシュー。これを迎え撃つのが大阪杯を勝ったアルアイン。さらに古馬G1のタイトルを狙う、キセキにエタリオウといったシルバーコレクター。今年はどんなドラマが待っているのだろうか。
過去のデータから宝塚記念を見てみると、過去10年の勝ち馬10頭中4頭は、前走のレースで天皇賞(春)を使っており、馬券圏内に絡んでくる馬も多く中心に考えるのは天皇賞(春)を使っている組か。
勝ち星こそないものの過去10年で2着2回、3着に3回きているのが、前走でヴィクトリアマイルを使っている組み、意外とこの時期の牝馬は侮れないのかもしれない。
その他では過去10年でドバイ帰りの馬が2頭(2013年のジェンティルドンナ3着、2016年のドゥラメンテ2着)が絡んでおり、香港帰りは1頭(2012年のルーラーシップ2着)となっている。
2015年は前走で鳴尾記念[G3]から参戦したラブリーデイが勝ち、2016年は目黒記念からのマリアライトが勝っている。また昨年の覇者ミッキーロケットや、一昨年のサトノクラウンは、宝塚記念が国内初のG1制覇。今年のキセキやエタリオウは、このタイプだろうか?データを探れば探るほど、宝塚記念はどの馬にもチャンスがあるG1のように感じてくる。
注目しているのは1週前の追い切りで、抜群の動きを見せていた庄野靖志厩舎のスワーヴリチャード。普段は目立った動きをしない馬だが、1週前の動きは別馬かと思うほど気合の乗った良い走りをしていた。
調教師もやっと本来の動きが戻ってきたと満足しており、今週も変わらぬ動きを見せるようなら、宝塚記念はこの馬で勝負できるだろう。
当サイトの注目馬!
【注目馬】
レイデオロ
キセキ
アルアイン
リスグラシュー
エタリオウ
【穴馬】
スワーヴリチャード
※本レースの買い目はレース当日朝に公式LINE@で公開予定!お楽しみに!
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