【重賞データ分析】『宝塚記念[G1]』の過去10年データをガッツリ分析!

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宝塚記念[G1]データ分析

今年で60回と区切りの年を迎える宝塚記念。長く語り継がれ、数々の名勝負の舞台となった阪神の芝2200m。春のG1戦線クライマックス、上半期を締めくくる大一番は、どんなドラマを見せてくれるのか。枠順が決まる木曜日までに、過去10年のデータから宝塚記念の傾向をしっかり掴んでおこう。

中心となるのは春の天皇賞組。過去10年の勝ち馬10頭中5頭は、前走で春の天皇賞を使っていた。今年もドバイ帰りのレイデオロにスワーヴリチャード、香港帰りのリスグラシューと有力馬が名を連ねるが、データ的には天皇賞組のエタリオウやクリンチャーが要注意。

世代の強さも頭に入れておこう。過去10年の勝ち馬を見てみると5歳馬が6勝、4歳馬が3勝、6歳馬が1勝となっている。中心は5歳馬としたいが、4歳馬も侮れないので注意が必要としておく。

枠順には注目。過去10年の勝ち馬10頭の枠順を調べてみると、10頭中6頭が8枠の馬だった。その他では6枠2勝、1枠2枠が1勝ずつとなっている。イメージとしては最短距離を走れる内枠が優位に見えるが、春の開催で馬場が痛み内側が走りづらくなっていることが、この結果に結びついているのかもしれない。内枠の馬から勝負するのであれば、当日の馬場状態をしっかりチェックしよう。

次はジョッキーに目を向ける。過去10年の宝塚記念で好成績を残しているのは
過去2勝を挙げている池添謙一騎手。他ではデムーロ騎手や浜中騎手も好成績を残している。

乗り替わりにも注目してみた。過去10年の勝ち馬10頭中8頭は、前走と同じ騎手が騎乗している。過去10年で3着以内に好走した30頭のうち、22頭は前走と同じ騎手が騎乗していることからも、乗り替わらず前走と同じ騎手の方が好成績に繋がるようだ。

最後に血統背景も押さえておく。過去10年の勝ち馬の父(種牡馬)を見てみると、勝ち馬10頭のうち半数の5頭がステイゴールド産駒だった。その他ではキングカメハメハ産駒は2勝、ディープインパクト産駒は1勝しかしてにないが、2着に2頭、3着に4頭入っており安定感ではディープインパクト産駒も侮れない。

簡単に過去10年のデータから気になるものピックアップしてみた。今年出走予定の馬に当て嵌めて、自分だけの穴馬を探したりして宝塚記念の傾向を掴んで欲しい。

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