【重賞レース予想】7/7(日)七夕賞[G3]を予想!レース展開と注目馬は!?

今週の日曜日は7月7日、ちょうど七夕の日に福島競馬場で七夕賞[G3]が行われる。語呂合わせで、枠連7－7でも買ってみようかと思ってしまう人も多いのではないだろうか。

七夕賞はサマー2000シリーズの開幕戦、昨年は14人気のメドウラークが勝ち、3着に12人気のパワーポケットが入り、三連単は256万3,300円の特大万馬券が飛び出した。過去10年で10人気以下の馬が3頭も勝っており、夏の荒れるハンデ重賞とし有名である。今年も伏兵の台頭があるのか、注目の一戦といえるだろう。

ミッキースワロー（牡5歳、57.5キロ、菊沢隆徳厩舎）

トップハンデの57.5キロを背負うミッキースワロー、3歳時はセントライト記念[G2]を勝っており、昨年はアメリカJCC[G2]を2着、今年は前々走の新潟大賞典[G3]で2着と、重賞でも勝ち負けできる力は持っている。前々走の新潟大賞典で57.5キロを背負って2着しているように、斤量を苦にするタイプではない。近走は後方から追い込みの競馬が主流になっており、小回りの福島コースに対応できるかがポイントといえるだろう。

ロシュフォール（牡4歳、55キロ、木村哲也厩舎）

デビュー戦は6着と敗退したが、その後の6戦は4勝2着1回3着1回と馬券圏外にはずれたことがない堅実派。この安定感が評価され、前走の新潟大賞典では1人気に支持された。この馬も追い込む競馬を得意としており、福島の小回りコースをどう立ち回るかが大きなポイントになりそうだ。

マルターズアポジー（牡7歳、57キロ、堀井雅弘厩舎）

福島記念[G3]、小倉大賞典[G3]、関谷記念[G3]と、重賞3勝の実績は今年出走するメンバーの中ではナンバーワンの実績。昨年の中山記念3着以降は、9戦して一度も3着以内入れず凡走が続いている、ハナを切って逃げたいタイプだけに、タニノフランケルやロードアヴァンドールとどのように折り合うか注目の1頭。

ブラックスピネル（牡6歳、57キロ、音無秀孝厩舎）

4走前に装着したブリンカーが上手く効いて、レースに集中できるようになったブラックスピネル。G3競走でも7着、5着、2着と順位を上げており、重賞競走でも勝ち負けできる能力は十分備わっている。【2,1,1,2】と得意の2000ｍで、重賞2勝目を狙っている。

ソールインパクト（牡7歳、54キロ、戸田博文厩舎）

重賞未勝利ながらも、2017年はアルゼンチン共和国杯[G2]で2着、前走の目黒記念[G2]が3着と、G2競走で好走を見せるソールインパクト。G3レベルならアッサリ勝ち切っても不思議はない。重賞を勝っていないのでハンデも54キロと軽く、2017年の七夕賞で3着しており、コース適正も備わっている。人気にならないようなら、穴馬として面白い存在だろう。

今年も10人気以下の馬が激走するのか、それとも人気馬が力を見せつけるのか、夏を彩る福島の名物レース、七夕賞[G3]を制するのはどの馬か！

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