【重賞データ分析】『函館2歳ステークス[G3]』の過去10年データをガッツリ分析!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

函館2歳S[G3]データ分析

今年の新馬戦がスタートして1ヶ月半、いよいよ今年最初の2歳重賞が行われる。函館競馬場の芝1200mを舞台に、函館開催の最終週を締めくくる。

昨年は2人気のアスターペガサスが豪快な末脚で差し切っての勝利、今年も開幕週に行われた函館スプリントステークスで2着している。一昨年のカシアスは、京王杯2歳ステークス2着やシンザン記念3着など、この後の重賞戦線で活躍する馬を輩出している。

過去のデータの少ない2歳戦だが、今週も気になるデータをまとめてみたので、枠順が決まる前に函館2歳ステークスの傾向をしっかりと把握し、対策を練っておこう。

最初に気になったのは前走レース。6月から行われた新馬戦は東京、阪神、福島、中京、函館の5場で行われている。過去10年の勝ち馬10頭の前走レースを調べてみると、10頭とも前走は函館競馬場でレースをしていた。また過去10年で3着以内入った30頭を調べてみても、30頭中26頭は函館を使っていたことからも、中心は前走で函館競馬場を使った馬といっていいだろう。

今度は前走レースの距離について調べてみた。過去10年の勝ち馬10頭を調べてみると、勝ち馬10頭中9頭は、前走で函館2歳ステークスと同じ芝1200mのレースを使っていた。1000mや1400mの距離から参戦する馬もよりも、同じ芝1200mのレースを使っていた馬の方が好走しやすいということになる。

キャリア(戦歴)についても調べてみた。過去10年の勝ち馬10頭のキャリアを調べてみると、過去10年の勝ち馬10頭中8頭はキャリア1戦の馬だった。新馬戦が始まってまだ1ヶ月半、やはり理想は新馬戦を勝っての出走。新馬→未勝利→函館2歳ステークスとなると、ローテーションもきつくなり、本番でも力が発揮できないことが多いようだ。

枠番も気になったので調べてみた。過去10年の勝ち馬10頭の枠番を調べてみると、6枠4勝と抜けており、5枠が2勝1、1枠、3枠、8枠が1勝ずつという結果になった。内(1枠~4枠)と外(5枠~8枠)で考えてみると、過去10年で外枠の馬が7勝していることからも、スタートしてから包まれる内枠よりも、外枠の方が好走しやすいようだ。

次は馬から騎手に目を向けてみる。過去10年のデータで函館2歳ステークスを得意としている騎手は丸山元気騎手。【1,1,2,3】と過去10年で7回出走し4回馬券に絡んでいる。複勝利が50%を超えるのは丸山騎手だけ。丸山騎手が騎乗する馬は力関係無く馬券の対象として一考する価値がありそうだ。

乗り替わりチェックすする。過去10年の勝ち馬10頭の騎手を調べてみると、過去10年の勝ち馬10中7頭が前走と同じ騎手が騎乗していた。まだ競馬を覚えたての2歳馬、鞍上も1度騎乗し乗り慣れた騎手の方が好走する確率が高くなるようだ。

最後の血統背景にも気なることがあった。過去10年の勝ち馬10頭の母父を調べてみると、母父にサクラバクシンオーの血が入った馬が、函館2歳ステークスで好走しやいすいというデータがあった。過去10年で【1,2,1,6】と複勝率が40%を超えており、迷った時は快速馬サクラバクシンオーに血に賭けてみるのもいいだろう。

気になるデータをピックアップしてみた。幸先の良いスタート切る為にも、今年最初に2歳重賞、枠順が決まる前に上記のデータを出走予定馬に照らし合わせ、しっかり傾向を掴んでおこう。

※本レースの買い目はレース当日朝に公式LINE@で公開予定!お楽しみに!

※「うまLINEウェブ」公式LINE@では毎週土日のの重賞レースの【買い目】無料配信中!LINE@友だち追加するだけ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加