【阪神ジャンプS】18年七夕賞優勝馬メドウラークが逃走V – サンスポZBAT!競馬 https://t.co/Pep3AmHOIj
— サンスポZBAT!競馬 (@sanspoyosouou) September 14, 2019
今週は土日月と競馬が行われる変則三日間開催。土曜日の重賞は暮れの中山大障害に向けたジャンプ(障害)の重賞競走、阪神ジャンプステークス[J・G3]。
単勝1.8倍の1人気に押されたのは、春の中山グランドジャンプ[J・G1]で、オジュウチョウサンの2着となったシンキングダンサー。2人気は2連勝中の上り馬トゥルーハート、3人気はメドウラーク、4人気がアグリッパーバイオ。この4頭が人気を集め、10倍以下の人気となった。
全馬、横一線の綺麗なスタート、馬群の中から先手を取ったのが3人気の6番メドウラーク、内から1番のサトノエメラルド、外から11番シゲルスズキが上がってきて、その後ろに3番カシノランペイジと先団を形勢。
中団の内に2番シンキングダンサー、その外に10番アグリッパーバイオ。12番のトゥルーハートも中団で障害へ向かう。
後方は5番のブライトクォーツ、7番マイネルフィエスタ、9番オールマリンバーと続き、最後方に8番アズマタックンという隊列で、各馬、障害へ向かっていく。
逃げたのはメドウラーク、後続に8馬身以上の差を付けて一人旅。残りの11頭は一塊となり、仕掛けどころまでじっと脚を溜める。
勝負所となる2週目の向正面、逃げるメドウラークに対して、先団にいたサトノエメラルド、中断に位置していたシンキングダンサーが少しずつ差を詰めはじめ、2馬身差まで縮まり3コーナーへ。先団が動いたことで8枠の2頭、トゥルーハートとシゲルスズキも先団目掛けて追い出して、直線へ向かう。
先頭は逃げるメドウラーク、先に動いたサトノエメラルドも追い出すが差が縮まらない。外から追い込んでくるのはシンキングダンサー、最後の障害をクリアして前まで2馬身差の所まで追い上げてきた。
後続から伸びてくる馬もなく、勝負は逃げるメドウラークと追い込むシンキングダンサーの一騎打ち、逃げるメドウラークを外からジワジワと差を詰め、2頭が並んだところがコール。
逃げたメドウラークが、追い込んだシンキングダンサーの追撃をクビ差押さえて1着となった。2着には1人気のシンキングダンサー、3着に6人気のサトノエメラルドが入り三連単1万6,200円の万馬券決着となった。
勝ったメドウラークは昨年の七夕賞[G3]を勝っており、平地で重賞を勝つ実力馬。今度、どこまで上り詰められるか注目の1頭。2着シンキングダンサーは、暮れの中山大障害に向けて、上々のスタートを切ったといえるだろう。
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