【阪神競馬|シリウスステークス[G3]レース結果・レース展開回顧】6人気ロードゴラッソが重賞初V!3連単は10万越え

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暮れのチャンピオンズカップ[G1]に向けて、ダート路線も各地でトライアルやステップとなる重賞競走が行われる。阪神競馬場ではシリウスステークス[G3]が行われ、夏に力を付けた馬たちがチャンピオンズカップ[G1]に向け、更なる飛躍を求め激突した。

1人気に支持されたのはタイムフライヤー、2017年のホープフルステークスの勝ち馬で、今回がダート2戦目となる。2人気は2連勝中でハンデ50キロの3歳馬マッスルビーチ、3人気はジョーダンキング、モズアトラクション、メイショウワザシの5頭が10倍を切る人気となった。

スタートしてダッシュが付かなかった4番モズアトラクション、7番ロードアルペジオ、14番キングズガードは後方から、外から一気に先頭を奪った12番のメイショウワザシ、追い掛けるように3番ヤマカツライデン、内から1番のピオネロ、1人気の2番タイムフライヤーもこれに続く。
向こう正面で先頭はメイショウワザシ、並ぶようにしてヤマカツライデンが続き、2馬身後ろにピオネロ、さらに2馬身後ろにタイムフライヤー。この4頭が後続を10馬身以上離して先行する。
先団4頭から10馬身近く離れた中団グループに7番ロードアルペジオ、外に6番ロードゴラッソ。その後に8番アングライフェン、11番のジョーダンキングの4頭が中団を形勢。
後方の内に5番のサトノプライム、外に10番マッスルビーチ、外から上がっていくメイプルブラザー。4番のモズアトラクションがいて、外に14番のキングズガード、最後方に9番のナムラアラシで3コーナーへ向かう。

1000m通過が1分0秒2のハイペース、先行する4頭にはキツイ流れになったが、それでも軽快に逃げるメイショウワザシ。差を詰めにかかるタイムフライヤー、ピオネロとヤマカツライデンは後方へ下がっていく。変わって上がってくるのがロードゴラッソ、ジョーダンキング、メイプルブラザー、各馬が横一線となって4コーナーから直線へ向かう。

先頭は逃げるメイショウワザシだが、横にタイムフライヤー、その外にロードゴラッソと3頭が並んでの追い比べ、その外からジョーダンキングが鞭を入れて追い出し、中を突いてはアングライフェン、大外からピンクの帽子が2頭メイプルブラザー、キングズガードと追い込んでくる。

残り200mで先頭に立ったロードゴラッソ、外からジョーダンキングも伸びそうだが、中を突いたアングライフェンが、先頭のロードゴラッソを追い詰めていく、大外からキングズガードも伸びてくるがこれは3番手争い。

残り100mではロードゴラッソとアングライフェン2頭の叩き合い。内のロードゴラッソ、外のアングライフェン、先に抜け出したロードゴラッソがアングライフェンの追撃をクビ差押さえてゴールに駆け込んだ。3着には逃げたメイショウワザシが粘り込み、三連単は11万1,770円の10万超えの高配当決着となった。

1人気のタイムフライヤーは6着、2人気のマッスルビーチは9着。勝ったロードゴラッソは嬉しい重賞初制覇、この秋にどこまで飛躍するか楽しみな1頭といえるだろう。

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