【東京競馬・京都競馬|毎日王冠[G2]・京都大賞典[G2]レース結果・レース展開回顧】ダノンキングリーが重賞2勝目、京都は3連単181万1,410円の特大万馬券!

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本日は東西でG1競走に向けた古馬のステップレースが行われた。今週から開幕した東京競馬場では、伝統の重賞競走、毎日王冠[G2]が行われた。頭数は10頭だが、G1馬が5頭とハイレベルな一戦となった。

単勝1.8倍の1人気に支持されたのは皐月賞3着、ダービー2着の3歳馬ダノンキングリー、2人気は昨年の覇者アエロリット、3人気には春の安田記念を制したインディチャンプ。この3頭が10倍を切る人気になった。

バラっとしたスタート、2番のギベオン、8番パッピーグリン、1人気のダノンキングリーもスタートダッシュが付かず後方からの競馬となった。
先手を取ったのは3番のアエロリット、内から1番ケイアイノーティックが続き、3人気のインディチャンプも先団。中団に7番マイネルファンロン、6番ペルシアンナイトが構え、その後ろに5番のランフォーザローゼス、外にモズアスコットが続く。後方にパッピーグリンがいて、最後方に1人気のダノンキングリーという体形でレースが流れて行く。

前半1000m通過が58秒5、開幕週にしてはスローな流れ。逃げたアエロリットも自分のペースで、3コーナーから4コーナー、勝負は直線での瞬発力勝負になりそうだ。
先頭はアエロリット、内からケイアイノーティック、インディチャンプが差を詰めてくる。馬場の半ばからはペルシアンナイト、マイネルファンロン、1人気のダノンキングリーは大外に持ち出して追い出しに掛かる。

残り400mで逃げるアエロリットにインディチャンプが並びかけ、外からペルシアンナイトが鞭を入れて追い出し、さらに外からダノンキングリーが猛然と追い込んでくる。

残り200mでアエロリットとインディチャンプが併走しながらの追い比べ、ペルシアンナイトは苦しくなり、代わって外からダノンキングリーが、前の2頭を追い掛ける。
残り100mで外のダノンキングリーが前の2頭を一気に交わして先頭、そのままの勢いでゴール板を通過した。2着には内で粘ったアエロリット、3着もインディチャンプが粘り込み人気通りの決着。三連単も1人気の1,000円となった。

開幕週の馬場を大外からの一気に差し切り勝ち。この後は天皇賞(秋)を予定しており、天皇賞(秋)でも有力馬の一頭になりそうだ。2着のアエロリット、3着のインディチャンプは、本番のマイルチャンピオンシップに向けて、順調に仕上がっているといって良いだろう。

関西では有力関西馬が始動する京都大賞典[G2]が行われた。1人気に支持されたのは京都コースが得な関東馬グローリーヴェイズ、2人気には最強の1勝馬エタリオウ、エアウィンザー、ノーブルマーズがこれに続き、この4頭が人気を集めた。

ゲートが開きポンと1番のノーブルマーズが飛びさすが、大外の17番ウインテンダネスは馬がスタート直後にバランスを崩し、鞍上の菱田騎手が落馬するというアクシデントが発生した。
開幕週の馬場ということで、各馬できるだけ前のポジションを取りにいく。真ん中から7番のドレッドノータスが出るが、これを外から制した14番のダンビュライト。さらに外から15番のレノヴァール、16番グローリーヴェイズも先団を伺い上がっていく。

強気に先手を奪ったのはダンビュライト、レノヴァールがこれに続き2番手。内にドレッドノータス、外にグローリーヴェイズが続き先団を形勢。
中団にノーブルマーズ、9番エアウィンザー、外に11番アドマイヤジャスタと6番シルヴァンシャー。この後ろに5番チェスナットコート、13番のメートルダールが続き。3番のクリンチャーに2番のアルバートまでが中団。後方に10番ウラヌスチャーム、8番パリンジェネシス、12番リッジマン、最後方に4番エタリオウという体形でレースは進み3コーナーへ。

前半1000mが59秒7の平均ペース。4コーナーで馬群がギュッと塊、4頭がひと並びとなって直線に向かう。
先頭はダンビュライト後続を突き放しに掛かる。内からドレッドノータスが差を詰め、真ん中からグローリーヴェイズ、クリンチャー、シルヴァンシャーが並んで追い込み、大外からエタリオウが脚を伸ばす。
残り200mでも先頭はダンビュライト、ドレッドノータスが並びかけて、内からノーブルマーズ、外からシルヴァンシャー、大外からエタリオウ。1人気のグローリーヴェイズは伸びない。
残り100mでドレッドノータスが先頭に立ち、後続の追撃を振り切ってゴール。逃げたダンビュライトが2着に粘り込み、外から追い込んだシルヴァンシャーが3着となった。

勝ったドレッドノータスは単勝90.7倍の11人気、6人気にダンビュライト、5人気のシルヴァンシャーで決まり、三連単は181万1,410円の特大万馬券が飛び出した。三連単1人気で決着した毎日王冠とは対照的な結果となった。

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