遅れてきた大器インティ6連勝で重賞初V/東海S #jra #keiba #東海ステークス #インティhttps://t.co/KwhFXCPneZ
— 日刊スポーツ・極ウマ (@goku_uma) 2019年1月20日
1年1カ月ぶりシャケトラが復活V/AJCC #jra #keiba #アメリカジョッキークラブカップ #シャケトラhttps://t.co/g1ZI925aLz
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今週は中山と中京で注目の重賞競走が行われた。
AJCCは休養明けシャケトラ!
中山では関東の新春G2競走としてお馴染みのアメリカジョッキークラブカップ。今年は昨年の菊花賞馬フェイ―ルマンが参戦、強い3歳馬の頂点に立ったフィエールマンが明け4歳となって、どんな競馬をするのか注目の一戦となった。
揃ったスタートで出遅れる馬もなく、各馬は思い思いのボジションを取りに行く、最内の1番を引きた2人気のジェネラーレウーノは、逃げるステイインシアトルを生かせ2番手での競馬。3人気のダッビュライトはジェネラーレウーノをマークする位置で先団を形成、1人気のフィエールマンは、先団を視野に入れる中団で脚を溜める。
1000m通過が1分2秒2、11頭立てということもありG2にしてはスローペース。向正面に仕掛ける馬も無く、各馬は最後の瞬発力勝負に備え脚を溜める。スタミナ勝負に持ち込みたいジェネラーレウーノが、4コーナーで逃げるステイインシアトルを捉えに行く、しかしすぐ後ろまで後続馬が殺到しており、勝負は直線の追い比べとなった。
直線でジェネラーレウーノをかわして先頭に立ったのがシャケトラ、外から追い込むメートルダールの内で進路を探すフィエールマン。残り200mでメートルダールを競り落とし、前のシャケトラを追い詰めるフィエールマンだが、アタマ差まで追い詰めた所でコール。勝ったのは一昨年の日経賞以来、約2年振りの勝利となったシャケトラ。
今回1年1ヶ月振りの長期休養明けとなったシャケトラ。鞍上は戸崎騎手の予定が、インフルエンザの為に石橋騎手への乗り替わり、好位から上がり34秒2のタイムで押し切り菊花賞馬を破る大金星となった。
注目のフィエールマンは、残り200mで差し切れる感じがあったが、菊花賞ほどはキレなかった。この先はドバイ遠征も視野に入れていたようで、100%の仕上げではないものの悔しい2着。まだこれが5戦目、成長途上でこれだけ走れるのは規格外の能力の持ち主である証拠。完成形となったフィエールマンがどこまで強くなっているのか、今後の動向にも注目していきたい。
強すぎる!?武豊騎乗のインティ勝利
そして開幕週の中京で行われたのは、2月17日のフェブラリーステークス[G1]の前哨戦となる東海ステークス。注目は5連勝中の上がり馬インティに対し、明け4歳馬がどう立ち向かうかに注目が集まった。
スタートは12番のメイショウスミトモが立ち遅れる以外は綺麗なスタート、内からグレンツェントが先行するが、それを押させハナを切ったのは1人気のインティ。マークするようにスマハマ、連れてモルトベーネと上がっていき先行集団を形成していく。3人気のアンジュデジールは4番手、2人気のチュウワウィザードは中団の内目で脚を溜める。
インティのペースで1000m通過は1分1秒5とペースはスロー、直線は逃げるインティ目掛けて各場が殺到するが、インティの脚色は衰えず残り200mでも先頭、最後は後続を2馬身以上突き離し、6連勝で重賞初制覇となった。
まだまだ余力があるような感じのレースだったインティ。フェブラリーステークスでは距離が1600mとなり、ペースも今回よりも早くなる可能性が高いが、どんなレースをするのか本番でも注目していきたい。
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