【中山牝馬S結果･レース回顧】3連単10万超え!フロンテアクイーンが念願の重賞初勝利!

フロンテアクイーンが待望の重賞初制覇／中山牝馬Ｓ #jra #keiba #中山牝馬ステークス #フロンテアクイーンhttps://t.co/Bw8jrRp2TH

— 日刊スポーツ・極ウマ (@goku_uma) 2019年3月9日

本日は荒れる重賞の代名詞ともいえる中山牝馬ステークス[G3]が行われた。週中に降った雨が残る中山競馬場、どんな穴馬が突っ込んでくるのか穴党ファンにはたまらない一戦といえるだろう。

少し話が変わるが、土曜日の今日、阪神では障害の重賞競走、阪神スプリングジャンプ[J・G2]が行われました。有馬記念で話題となったオジュウチョウサンが、中山グランドジャンプの4連覇を目指し、叩き台として出走してきた。

単勝オッズ1.1倍、別定戦なのに他馬より2キロ重い62キロ、もしかしたらと思ったが結果は2着の馬に2馬身半、3着以下には10馬身以上つける楽勝でした。オジュウチョウサンは牡8歳馬、まだまだ障害最強馬の地位を他の馬に譲る気はないようだ。

皐月賞と同じ週の4月13日の土曜日に行われるジャンプのＧ１競走、中山グランドジャンプも楽しみだが、話を中山牝馬ステークスに戻そう。

1人気に推されたのはエリザベス女王杯5着、前走の愛知杯でも2着となったノームコア。ルメール騎手が騎乗する予定だったが、騎乗停止で田辺騎手が今回手綱を取ることになった。

このレースの最大の注目はスタート、カワキタエンカ、クロコスミア、ランドネ、ミッキーチャームと逃げたい馬が多く、どの馬が逃げるかによって展開が大きく左右されます。全馬綺麗なスタートから、内枠を利してカワキタエンカが出ようとするところへ、クロコスミア、ランドネ、ウインファビラス、ミッキーチャームが並びかけようとする。
コーナーワークを使ってカワキタエンカが逃げるが、ランドネ、ミッキーチャームがピタリとマーク、その後ろにクロコスミア、ワンブレスアウェイが続いて、先団は大きな一塊となる。

1000ｍ通過が59秒8と先行馬が揃っている割には落ち着いた平均ペース。しかし3コーナーからフローレスマジック仕掛け、ペースは落ち着くことなく4コーナーへ、直線に向かうと全馬横一線に並びゴール目掛けて追い出される。1人気のノームコアは外に出せず、最内から追い込むことを選択。

先に抜け出したフローレスマジックを目掛けて内外から馬が殺到するが、先週そして今週の週中に降った雨で内側の馬場は傷んでおり、伸びてきたのは馬場の中ほど通って追い込んできた馬達。ゴールまでに抜け出したのはフロンテアクイーンとウラヌスチャームの2頭だが、ハナ差押さえてフロンテアクイーンが念願の重賞初勝利を果たした。2着はウラヌスチャーム、3着には11人気のアッフィラートが追い込み三連単16万3,380円という、10万越えの高配当決着となった。

結果を分けるのはスタートからの先行争いかと思いきや直線での進路取りだった。内へ進路を取った馬は伸びを欠き、距離的なロスを覚悟で馬場の荒れてない外を通った馬が伸びてくる結果となった。

明日は阪神で桜花賞トライアルのフィリーズレビュー[G2]、中京では大阪杯の前哨戦となる金鯱賞[G2]、さらに先週キャリーオーバーとなったＷＩＮ５の結果と、日曜日の競馬から目が離せなそうだ。

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