【ダービー卿CT結果･レース回顧】フィアーノロマーノ2戦目で重賞初制覇!3連単は万馬券決着

【ダービー卿ＣＴ】豪州産フィアーノロマーノが重賞初制覇 – サンスポZBAT！競馬 https://t.co/8mnaDXSqkV

— サンスポZBAT！競馬 (@sanspoyosouou) 2019年3月30日

明日は阪神で大阪杯[G1]が行われる。土曜日の発売前の段階で1人気は有馬記念を勝ったブラストワンピースが3.7倍。これに続くのが有馬記念5着のキセキ、そしてワグネリアン、エアウィンザー、ステルヴィオが10倍を切る人気で続いていた。

気になるのは日中より降り出した雨、土曜日のレース終了後では芝、ダート共に稍重となっており、このまま降り続くようだと明日のレースにも大きな影響を及ぼしそうだ。

マイル路線の飛躍を占う一戦、ダービー卿CT

明日の話はこれくらいにして、土曜日は中山で芝1600ｍのハンデ重賞、ダービー卿チャレンジトロフィー[G3]が行われた。この時期のレースなので、ヴィクトリアマイルや安田記念に直結する訳ではないが、今年マイル路線での飛躍を願う馬が多数出走してきた。

1人気は前走ニューイヤーステークスを鮮やかに差し切り2連勝中のドーヴァー。スタートはバラバラっとしたスタート、14番のダイアトニックは後方から、4枠のハクサンルドルフ、ダイワキャグニーも後ろからの競馬、先手を取ったのは大方の予想どおり3番のマルターズアポジー。ジョーストリクトリ、ギベオンと前に取りつき、外から追い上げるのはエイシンティンクルという流れ、人気のドーヴァーは中団で脚を溜める。

速い流れでマルターズアポジーが逃げる

スタートしての600ｍが33秒9という速い流れ、馬群は縦長になって3コーナーを迎える。ハイペースで逃げるマルターズアポジーに付いていった先行集団には厳しい流れ、中団より後方に待機していた馬は、先団目掛けて徐々に進出を開始する。

4コーナーで先頭に立ったのは先行集団から抜け出したフィアーノロマーノ。直線に向くと中団で脚を溜めていたプリモシーンが外から、人気のドーヴァーはさらに外に出して追い込みを掛ける。内から盛り返すギベオンにマイスタイル、外からプリモシーンが追い込んでくるが、ドーヴァーはなかなか伸びず苦しい展開。プリモ―シーンがフィアーノロマーノをクビ差まで追い詰めた所がゴールとなり、2人気のフィアーノロマーノがダービー卿を制した。2着には差してきた3人気プリモシーン、3着には盛り返してきた7人気のマイスタイルが入り、三連単は5万9,280円の万馬券決着となった。

フィアーノロマーノ2戦目で重賞初制覇!3連単は万馬券決着

重賞挑戦2戦目にして初重賞制覇、速い流れを先行して押し切った、フィアーノロマーノの強さが目立った一戦だった。今後の路線は明らかにしていないが、春にどこまで飛躍するのか注目しておきたい1頭といえるだろう。

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