【鳴尾記念[G3]結果・レース回顧】1人気メールドグラースが4連勝でV!

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新興勢力と実績馬が激突する宝塚記念の前哨戦、鳴尾記念[G3]。今年は9頭立てとなったが、宝塚記念の注目馬は現れたのだろうか?レースを振り返りながらみていこう。

単勝2.7倍の1人気に支持されたのは3連勝で新潟大賞典を制したメールドグラース。2人気は昨年のNHKマイルカップ2着のギベオン。これに続くのが名牝ウオッカの子タニノフランケルにステイフーリッシュと4頭が10倍を切る人気となった。

ゲートが開いた瞬間に躓き、後方に下がってしまったのは2人気のギベオン。他8頭は綺麗なスタートからポジションを取りにいく。内から1番のプラチナムバレットが行きかけるが、外から気合をつけて先頭に立つのが9番のブラックスピネル。1コーナーで先頭立ち逃げの態勢を築いていく、連れて上がっていくのが3人気の4番タニノフランケル、6番のステイフーリッシュも先団に取り付き向こう正面へ。5番のノーブルマーズは中団に構え、その内に2番のサンデーウィザード。その後ろに1人気の7番メールドグラース、そこから3馬身ほど後ろに2人気の3番ギベオン。最後方にポツンと8番のブラックバゴとう位置取りでレースが流れていく。

1000m通過が1分0秒4、少頭数の競馬で競りかける馬もなくペースはスローペースのまま3コーナーへ、全体的に馬群が凝縮するが仕掛ける馬もなく、どの馬も脚を溜め直線での追い比べに備える。直線でも逃げるブラックスピネルが先頭、2番手のタニノフランケルとステイフーリッシュが並びかけにいき、その外からノーブルマーズ、さらに外からメールドグラース。ギベオンはメールドグラースの外に持ち出そうとしている。

残り200mで先頭はブラックスピネル、外から伸びてきたのはメールドグラース。残り100mでメールドグラースが先頭、逃げるブラックスピネルにステイフーリッシュ、ノーブルマーズが襲いかかり、その外からギベオンが伸びてくる。
ゴールを先頭で駆け抜けたのは1人気のメールドグラース、2着は3頭の接戦となったが逃げたブラックスピネルが残り、3着はステイフーリッシュ、4着にギベオンという順番で入り、三連単は1万1,140円の万馬券決着となった。

これでメールドグラースは4連勝、宝塚記念に出走してくるようなら、伏兵馬として楽しみな馬になるだろう。

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