【安田記念[G1]結果・レース回顧】4人気インディチャンプG1初制覇!

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2強対決で先週のダービーのように盛り上がる安田記念。単勝1.7倍の圧倒的な支持を受けたのは、前走ドバイターフを楽勝したアーモンドアイ、これに続くのが単勝3.2倍のダノンプレミアム。単勝10倍以下のオッズはこの2頭、まさに馬券を買う競馬ファンも2強対決という支持で、馬券が売れている。

緊張のスタートは最高のスタート切ったのは16番のロジクライ、8番のステルヴィオ、13番のペルシアンナイト、そして1人気の14番アーモンドアイも上手くスタートが切れずに後方、2人気の15番ダノンプレミアムもあまり良いスタートではなく、何やら波乱が起きそうなスタートとなった。

行き脚が付いて先行態勢を取る6グァンチャーレの内から、大方の予想通り2番のアエロリットとハナを奪いペースを握る、3番手には5番のインディチャンプ、その後ろに4番サングレーザー、7番のモズアスコット、16番のロジクライで先団形成。中団に12番のロードクエスト、内に3番サクラアンプルール、10番のフィアーノロマーノ、11番のエントシャイデン。
中団の後方まで押し上げてきた15番ダノンプレミアム、その内に1人気の14番アーモンドアイ、最内にケイアイノーティックが並び、9番スマートオーディン、8番ステルヴィオ、最後方に13番のペルシアンナイトで3コーナーから4コーナーへ。

スタートからの600mが34秒5、時計の速い高速馬場を加味すると平均ペースは少し遅いぐらいペース。先行した馬が体力を消耗することなく、先行優位の流れで府中の長い直線に向かう。先頭はアエロリット、2番手のグァンチャーレが迫り、3番手からロジクライも差をつめる。中団の真ん中からインディチャンプ、モズアスコット、ロードクエスト並んで追い込んでくる。その後ろのアーモンドアイとダノンプレミアム、大外に持ち出したのはスマートオーディンで残り400m。

先頭は依然アエロリット、2番手もグァンチャーレ、後方集団はまだ伸びてこない。残り200mでも先頭はアエロリット、2番手のグァンチャーレが必死にアエロリットを捉えにいく。ようやく真ん中らインディチャンプが差してきて、その外にモズアスコット、その外にアーモンドアイも来ている。ダノンプレミアムは直線伸びずに厳しい展開で残り100m。

インディチャンプとアーモンドアイがアエロリットに強襲し、インディチャンプが半馬身抜け出したところがゴール、2着アエロリットが粘りこみ、1人気のアーモンドアイは3着に終わり、三連単は4万3,720円の万馬券決着となった。

高速馬場で前残りの東京の馬場。アーモンドアイは力を出し切ったと思うが、スタートの遅れが全て悪い方向へ流れてしまった。1着のインディチャンプ、2着のアエロリット、4着のグァンチャーレは、スタートして5番手以内にいた馬。いかに先行馬が優位だったかということが分かるが、それでも11番手の後方から最速の上り32秒4で追い込んだアーモンドアイは競馬には負けたが、強い内容だったといっていいだろう。展開のアヤが今回の結果となったが、これも競馬の醍醐味の1つといえるだろう。

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